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農家のご主人の利益を増やす、エサ屋さんとしての考え方のヒント・・・その2 [エサ屋さんとのお話]

農家のご主人の利益を増やすための エサ屋さんとしての      考え方のヒント  ・・・ 2

成長が早くなる。(飼料要求率が良くなる)

私見ですが、

牛が細胞レベルで活性化し、持って生まれた代謝生合成の機能を充分に発揮できるようになると、

良い餌を与えるほど、成長が早くなり、飼料要求率や造肉計数も良くなるようです。

高効率な高い餌を代謝できるようになったのではないか?と考えています。


畜産関係のデータを取る時、専門家の先生がたは、良くブロイラーを使います。
短期間で、その試験の方向性や、再現性を確認出来るからという事です。





やり方や考え方はいろいろあると思います。
以下は、サンビオでの一例です。

 当時○○県養鶏試験場、○○県畜産試験場、○○高校、及び養殖場でとったデータの一部です。



                                       2004年ブロイラーテスト.jpg


2000N高校ブロイラー育成テスト_LI (2).jpg


地鶏テスト

H17.高知地鶏テスト2.jpg


N高校肉豚 飲み水処理 テスト.jpg

                                       ➄
ネオ試験ユリ0003 左 試験区 右 対象区.jpg

チューリップ
左 試験区 (サンビオ区)              右 対照区
生育が早くて揃っている。




野人のたわごと

代謝・生合成の機能が良くなって元気になると、エサ食い合が上がると共に、食い負けもしなくなるようです。
植物は、根の張りが良くなります。
また植物も動物も魚類も、環境負荷にも強くなるようです。(暑熱ストレス など)

よって、動物も植物も成長が早くなるとともに、成長のばらつきも少なくなります。

ばらつきなく早く成長することにより、飼料要求率だけでなく回転率も良くなり、増肉当たりの物理的な仕事量や諸経費(人件費、燃料費、光熱費、等々)も少なくなります。

結果として利益が増大します。エサも結果的に安く上がることになります。


いろいろな考え方ややり方があるんだろうと思います。

農家のご主人の狙っている結果が出しやすくなって、肉体的にも精神的にも少しでも楽になる方法がいいですね。

特に精神面が楽になればいいですよね。

むずかしいけれど。
   
「 知之者不如好之者、好之者不如楽之者 」 ・ ・ ・「これを知る者は、これを好む者に如かず。これを好む者は、これを楽しむ者に如かず。」
と行きたいものですね。               




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農家のご主人の利益を増やすための、エサ屋さんとしての考え方のヒント [エサ屋さんとのお話]

特に若い営業の方の、仕事上のひらめきや新しい発想のヒントになれば幸いです。

農家のご主人の粗利益を増やすための エサ屋さんとしての   考え方のヒント・・・ その1


良い餌を効率よく代謝できる体(細胞)つくり。               

「売り上げ総利益」(粗利益)とは、総売上額から売上原価(乳や肉の売上に直接関係する原価)を引いたものです。

売上総利益(粗利益)=総売上高−売上原価

売り上げ原価の中で、ダントツに大きいのは餌代ではないでしょうか。
と言う事は、飼料設計は重大な仕事です。
狙い通りの結果(乳量・DG など)を出さなければなりません。

良い餌を与えると良くなって当たり前ですが、受け入れる側の牛がちやんと代謝生合成できないと、高い餌(良い餌)を捨てているようなものです。

 良い餌を使ってもらって、ちゃんと狙い通りの結果が出て、利益率がどんどん上がれば、経営が一番よくなります。(結果的にエサが安く上がる。)

まずは受け入れる側の牛を、持って生まれた才能を充分に発揮できるように してあげる。そして、牧場の牛の現在の能力を最大限生かせる飼料設計をする。

すると今のその牧場の潜在能力を引き出すことができる。
そして、経営内容を今より良くする。

いろいろなやり方や考え方があると思います。
それぞれで良いと思います。

大事なのは結果が出ることです。



以下 は、 一つの事例です。
                       

過去の、農家のご主人のお話(例)・・・熊本・愛媛            

熊本 酪農S牧場 100頭位 ミネラル調整液常時飲水 + 粉末  使用約2年 時点    つづき

有名なコンサルの先生にずっと飼料設計などを委託されているご主人です。

やり始めて、初めに毎日糞をブルで押すが、「糞が40年間で初めての物性になった。すぐに醗酵する、乾く、サラサラになる。」
              
次に、「乳房炎が出なくなった。」との事。                             
1年半たってくると、乳量が同じ設計のエサで、同じ時間働いて26・27ℓだったものが35ℓまで出始めた。(乳量だけで収入が数千万増えた。牛も死なない。)                                         
「ウィルス性の下痢などもうまく資材を使って早く治りだした。」

ご主人曰く。 
        
「これで家も。やっていけそうな気がしだした。」との事でした。
現在すべての飲用水にミネラル調整液も添加しています。

「従業員さんに、30リットルを超えた分について給料に歩合で反映する様にした。」
「従業員さんにシャワールーム付きの更衣室を新築した。」


飼料販売の担当者さんのお話。

「ミルク代だけで収入が〇千万円増えています。」
「その上に、牛が出なくなった。治療回数も減った。」
利益が大幅に増大してるとおもいます。
おそらくコンサルの獣医先生は35ℓの設計をしていたのでしょう。永い年月。





愛媛 K酪農 搾り85頭 常時調整液添加 + 粉末  今年で15年位
                               
                                                   
当初オーナーが「うちはぼろ牛ばかりで・・・」と言われていた。

開始されて4年後に粗飼料の輸入元の会社現社長が視察に来られた時「これだけ牛の揃っている酪農家は、四国にはないですよ。」と言われて、オーナーは「私は何もしてない。ただ調整液を常時飲ませて粉をやっているだけ。」と言われた。

乳量は、28ℓ位だったのが今は、32ℓ程度周年(夏も)出ている。(同じエサで、 同じ時間 同じ仕事して。)

当初、息子さん(既婚子供2人)の給料も払えなかったのがちゃんと払えるし、社長のおかげ。」と言っていただいて、大変有難く感じました。

過去に2度ほど「これだけ儲かりだしたんは、社長のおかげやけん、値上げしてくださいや。」と言っていただきました。少しはお役に立てたかな。

やり始めて数か月たったころ、「牛の変化がわからん。」と言われるので、心配して見に行ったら、すべての牛が小さなビス?だらけだった。

よく見ないとわからない程度だが、以前経験したことがあり、
「これは牛の代謝が上がって、ヨロイが勝手に取れてビスがたくさん出来ているのだな?」

と考えていると、

糞を出している堆肥場の方から 「何をしたんぜい! 糞の発酵温度が〇度上がっとるで!」
と言われたという事でした。

「これで間違いないな。」と確信したことを覚えています。

また、                                               
                                                   
エサの値段が上がったとき、らくれんに文句を言ったら安い違うエサを持ってきて、
                                                  
乳質・成分・乳量などが変わってしまったので、獣医さんを呼んで調べてもらって飼料設計を変えたところ  即、牛が反応して、                        

獣医さん曰く

「こんな反応の早い牛は初めてだ。」と言われていたのを思い出しました。








熊本 ET    2021年 FO販売 熊本支店 Yさんのデータ。

ET濡れ子からミネラル調整液をミルクに200cc~600cc添加試験

結果として、ほぼの全てのETを、平均セリ値以上で出荷できるようになった。
よって、計上される利益が大幅に増えた。

色付きの欄は、平均セリ値以上で売れた個体です。

赤線以下が、試験結果です。

R3年11月ET20修正分.jpg

R3年11月7日ET21修正分.jpg






野人のたわごと
                                                  
石油、エサ等すべてが上がり、人が足りない時代に、

牛(対象動物)に 高い餌を無駄にすることなく代謝してもらう。 エサ屋さんとして考えられる一番大切なことの一つだと思います。

熊本のSさんも愛媛のKさんも売り上げが大きく増え、事故や病気も減り生産原価が下がったため売上総利益(粗利益)が大幅に増えました。

結果として、エサ代が安く上がりました。

それぞれのご主人やエサ屋さんコンサルの先生方が、それぞれの技術を駆使して、飼料設計通りの結果が出るようにしていくことが、粗利益を増やして 経営を安定化していく 一つの大事なファクターであることは間違いありません。

また、ベテランの営業マンの方々は、

今まで培ってきた「 指導ノウハウ 」や個々の「 秘策 」を駆使して、お客様の力になっていく時代 になってきたなと感じているはずです。

またそれが、営業やコンサルの本道なのでしょう。

大丈夫です。 ベテランのご主人や営業マンや先生方には、長い年月現場を見てきた方しかわからないことが見えてますから。

いろいろな考え方や方法があると思います。

「 事 上 磨 錬 」 ・ ・ ・すべからく、事上にあって磨くべし。


みなさん 充分に磨いてきましたから。
                                       
                                    
                               
                                 

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年賀状 [牛元気 新着情報]

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくおねがいいたします。

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農家のご主人のお話 ・・・ ETが1頭残らず、平均セリ値以上で売れ始めた! [農家のご主人のお話]

農家のご主人のお話

ETが一頭残らず、平均以上で売れ始めた。

ETは、皆さんいろいろな技術を駆使して、大きくてフレームの良い、伸びやかな子牛に揃えるべく努力されています。

下痢や体調不良なども致命的になりかねません。

ミルクを良く飲んで、スターターを良く食べて、それらをちゃんと代謝出来るように、どのご主人も秘策を駆使して大切に育てます。

この農家のAさんも、子牛の成長のばらつきなどがあり、もう少し良くしたいという事で、

若いエサ屋のYさんと相談して、まずはミルクのやり方から変えることになりました。

その結果、まだまだ たまたまかもしれませんが、2021年9月出荷分から全て子牛を、平均セリ相場よ高く出せるようになりました。

それまでは、子牛のセリ値にばらつきがあった様ですが、少しずつ良くなっている様です。

なかなか
いいじゃないですか!

業は、酪農家ですが、ETでも安定した利益を出して、売上総利益を上げるべく努力されています。

素晴らしい。

これから、親牛の飼料やスターターの投与方法も変えられると、ますます大きくてキレの良い子牛に揃ってくるのではないかなあ、と思います。

ますます 技術を進化確立して、頑張って下さい。


以下 色付きは、平均セリ値以上。 赤線以下は、試験開始後出荷分。


R3年11月ET20修正分.jpg

R3年11月7日ET21修正分.jpg


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農家のご主人のお話・・・この夏、牛がピカピカになった! [農家のご主人のお話]

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農家のご主人のお話 ・ ・ ・ この夏 牛がベルベットのようにピカピカになった。              
                
R3年8月8日
 
宮崎 K牧場 酪農 搾り100頭   使用歴2年 つづき 

粉末100g/頭/1日  +  機能水(調整液)を1/1000、牛の飲料水に自動添加 。 

さらに ・ ・ ・ + 哺乳ロボットにも機能水(調整液)自動添加。


熊本視察で数件回ったが、えらく牛が綺麗なので、ご主人にお聞きした時、サンビオをご紹介いただいたとの事です。

1年目 

粉末を
搾りに1頭あたり1日100g、朝晩2回に分けてミキサーで撹拌し投与。
哺乳ロボットに機能水(ミネラル調整液)を注入し子牛にのませた。
スターターの上には、粉末を振る。

懸案だった体細胞が下がり安定し、乳量も増え、事故がなくなった。
子牛も、事故なく大きく揃うようになった。

2年目

牛の飲用水に、機能水(ミネラル調整液)を 1/1000 添加し始める。 熊本でお聞きした先と同じ使い方をした。

すると、
牛が全然 死なんなった。
牛の鎧も自然に取れてしまい、ベルベットのようなツヤになってびっくりした。

「熊本で視察した数件と同じように、牛がえらくきれいになった。


野人のたわごと                                      

これは、また代謝が上がった 証拠ですね。

個人的には、まずは 第一胃をはじめ、消化器官内の「場」が変わることによって、原生動物や微生物のフローラが適正化(もどり)し、代謝が上がっていったんだろうな と考えています。

ますます 事故や疾病が減り、乳量も増えるでしょう。                                 

費用対効果も最低でも 1000%以上は、 狙ってくださいね。


エサなどの直接経費が上がり、売上総利益を確保するために それぞれの農家のご主人は、  K牧場さんのように、いろいろな技術を使ってクリアするべく努力をされていると 思います。 いろいろなやり方があると思います。
個人的には(私見)、

「枝葉末節に 経営資源を突っ込む 対症療法ばかりに頼るのではなく、 大元の牛が変わることによって、ほぼすべての問題が解決されたり、緩和されて いくような原因療法的な技術との併用が良いのではないか?」 

と思います。

写真は、R3年8月 大雨が2週間ほど続いている時期の、宮崎のk牧場さん。

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農家のご主人のお話 + 若手営業マンのお話・・・つづき の つづき。 [農家のご主人のお話]

農家のご主人のお話 熊 本 ・・・ 体細胞 などなど R3年6月
    
 若手営業マンのお話とデータ分析(PDF)・・費用対効果 などなど 
   
同じエサで。  
                                                                       

前出の飼料販売会社4年目の若手営業マンさんです。(本物の営業になるべく奮闘中。)
エサ屋さんの若手営業マンSYさんより。「体細胞で困られていて、色々なことをしているが結果として克服できていないとの事でサンビオをご提案して取り組んでもらった。」との事です。 

まだ2年ほどの短い物語です。SYさんから農家のご主人Iさんに
「今使っている全ての添加物がダメだったら、お声をかけてください。」
の一言から始まりました。                                
                                     
状態が大変悪く困られていたため、多く一日200g(朝晩100g)給与していただいたとの事でした。

R2年2月から開始

5月                                     
2月から搾乳牛に200g/日
給与しているI牧場さん、3月に好転反応が出て、4月の検定から体細胞下がり始めましたよ。今月、来月が楽しみです。                     

8月
体細胞8月全頭入れて14万でした。爆発的に悪いのは肉で出したそうですが、それでも下がりましたね。

9月
I牧場さんの経過報告ですが、9月上旬体細胞28万(盆明け8月下旬検査後に1週間サンビオが切れた)だった事に対し、200g/日 給与を続けており9月下旬は体細胞18万   
(捨てる牛なし全頭検査)まで下がりました。
ちなみに、今乳量は9月中旬で32kg/日搾ってます。

10月
今34~35kg/日 搾ってて、脂肪が3.7、体細胞は10月上旬で14万です。昨日下旬の乳成分聞きに行ったらまだ検査結果は出えませんでしたが、分娩後の牛がどうなるかという感じですね。                            

11月
I牧場さん
酪農30頭 サンビオ2月から200g/日 使用               
11月の体細胞は上旬22万(10月分娩多)、下旬が19万で             ➁
                                     
脂肪は3.8前後を推移しており、乳量が10月から37~39kg/日 搾れてます。
                                     
昨年は今時期31kg前後でした。昨年と比べて今年は何か違うことをしたかと聞くと、
サンビオ以外はないと言われていました。

                                       
これだけ早く変化がみられる例ははじめてです。
エサ屋さんの担当者Yさんが本当に熱心で、農家さんのことを本当に考えていることと、ご主人の「何とかしたい。」という気持ちがこのような結果が出た要因だと思います。


若手営業マン(4年目)のYさん曰く                      

「牛の消化器官内の「場」が出来てきて、よく代謝し始めたようなので、エサの変更を提案してみようと思います。」との事でした。

Y君、Iさん、ますます頑張って良くなって下さい。


R2年11月30日

先週も行って話を聞いてきたので連絡します。                              
                                                           
・今も乳量は36~38kgの間。

・11月上旬は体細胞21万、下旬は19万                        

・10月分娩の牛で1頭乳頭を一つ切らなければいけなかった。

・分娩が12月・1月とまだあるので今後も乳量は伸びていくと思う(ご主人さん談)

                                                          
・正直価格は高いが結果が出ているので切れない、切る判断はできない(ご主人さん談)
・この乳量だが発情はきている、倒すような酷い疾病がでていない
(今までは出ていた。)
個人的に思うのは、体細胞で取り組み始めましたが乳量、疾病の数も変わったと思います。  ➂ 繁殖はまだ期間が短いので今後経過確認していきますが、よくなるだろうと思ってます。
                                                          
この酪農家の経営は変わってくると思います。昨年対比で乳量が1頭あたり4~5kg伸びています。
                                                           
昨年はこの分娩が重なる時期で32kg前後でしたから。

つまり、概算ですが乳量の上乗せ分だけで1頭あたり14,400円程収入がUPしています。
                                                           
この農場の場合慣らして25頭なので360,000円/月・4,320,000円/年 乳量上乗せ分だけでです。)

乳量の上乗せ分だけで上記利益増で、出す牛が減っている事がもっと経営に貢献してきますので、繁殖がよくなれば仔牛の個体販売その他諸々当然更にプラスになっていくと思います。

費用対効果で考えると面白いですね、

ご主人のIさんはこの短期間でも、乳代だけで費用対効果400%まで出されています。
                                                                                                                                 
R 3年にはいり、5月に来た連絡では、

R3年3月 下旬 ・・・体細胞 15万

R3年4月 上旬 ・・・体細胞 18万

R3年4月 下旬 ・・・体細胞 15万

R3年4月 ・ ・ ・  調子がいいのでサンビオの量を減らしたら、

R3年5月 ・ ・ ・  体細胞 32万  に上がった。

慌てて200ℊ給与にもどしたら

R3年6月 ・ ・ ・ 体細胞 12万

昨年2月から使用して1年、効果の実感をIさんに聞いてきました。        

Iさんいわく、

「 後産停滞が1年間、全く出ていない。」
「 疾病で出す牛がなくなった。」
「 悪い牛は出せる余裕ができた。」

乳量等変化は、検定を見てから連絡します。                                         
との事でした。

もちろん今までは考えられなかった、全量出荷です。                          
乳量も上がってきました。(同じエサで)


やはり、ほかのデータと同じく、 粉末と体細胞や乳量、などとのなんらかの因果関係はありそうですね。 再現性もあるようです。




以下、
 エサの若手営業マンs・yさんのデータ分析。

乳量 体細胞 繁殖成績 費用対効果 など。)

2106熊本I牧場サンビオ給与事例.pdf




 まとめ

以上は、1年目と2年目を比較したデータですが、実際には使用後3年を超えた頃から(4年目)大きく売上総利益が増えて、営業利益が残りだす農家のご主人が多くいらっしゃいます。

私の私見では、サンビオを食べている牛が子供を産み、またその子が子供を産み、ずっと続けていると、4年目くらいから全頭がかわってきて、ご主人やコンサルの先生の狙いどうりの結果を出しやすくなり、経営内容がガラッと変わる農家さんが多いのではないかと考えています。 (多いところは1000~2000%近いところもあります。)   

Iさんも、枝葉末節に色々な添加物を使ってきたようです。しかしながら、それを食べる大元の牛が、それらの効果を出せる細胞の状態ではなかったのではないか?と、個人的には思います。
そして 牛が変わることで、乳量や繁殖成績・体細胞など、色々なところに経営メリットが現れるようになってきているのだと考えています。

最終的に営業の仕事は、「売上利益を上げてあげること。」ではないかなと考えます。

「 利 は 義 の 和 な り 。」

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おもしろい話  成長が早くなった+ばらつきが無くなった・・・3 [成長の速さ]

おもしろい話  成長が早くなった+ばらつきも無くなった・・3

魚類も代謝が上がるんだろうなあ!

特に変温動物では、低水温時に差がつくだろうなあ。

当時、日本で初めてのブランド真鯛を協力して完成させた、中堅の飼料及び魚類販売会社D社のとられたデータの一部です。フィールドデータの為、研究機関のような正確なデータにはなりませんが、方向性を見ていくには一番良い、現場データです。

D社のブランド真鯛は、大変評価の高いブランド真鯛でした。
私がはじめてお手伝いさせていただいたブランド鯛です。
日本のブランド真鯛の草分け的存在でした。

愛媛県魚連の「愛鯛」や土佐の「海援鯛」は、このブランド真鯛に続きました。

同じエサ(モイストペレット)、同じ管理で、餌の練り水を
機能水(ネオ)に変えました。対照区は水道水。

テスト
養殖マダイ 1  (飼料メーカー)

2ケ月半 増重量

鯛 モイスト成長 増肉係数 (2).png

マダイ増体重79日間.png

増体重 25.6% 増


テスト
養殖マダイ  2 (飼料メーカー)

10ケ月間   増体重

マダイMP投与テスト 北灘.png

マダイ増体重269日間.png

増体重 32.4%  UP

測定は各生簀からランダムに取り上げて測定するため、誤差はどうしてあると思います。
しかし
増肉係数が23%違っているだけでなく、

ビリ(小さい魚)が、T区 804g C区 556g
尾叉長の最小が、 T区 32、8cm C区 28、9cm  

「ばらつき」も非常に小さくなっています。

これは、売り上げに対する貢献度(利益貢献度)が非常に大きいと思います。

当然試験された漁家のご主人は、それが目的です。





野人のたわごと


個人的には

タンパク比の非常に高いモイストペレット(CP比60)を使用しているので、かなり代謝機能が高くないと餌の良さを引き出せないだろうと思います。

魚類も動物もATPは同じ反応で作られるから、当然 代謝生合成の機能が活発になれば、同じような結果が期待できるんではないか? とも思います。

魚類は変温動物なので、とくに冬場の代謝が下がるのでそこらへんで差が出てくるということもあると考えられます。

そのあたりの検証につながるデータも、探しておきます。

高タンパクの餌が代謝出来れば、増肉係数が向上しエサが実質安く上がるでしょう。 そして、エサやりの労働時間も減って費用対効果もますます良くなります。


色々なやり方があると思います。

ちょっとしたことで、経営内容が向上する(経常利益率があがる見込みがある) ようなことがあれば、試して見られればよろしいかと思います。

こういう 面倒くさいことの繰り返しが、経営のアドバンテージになってくると思います。


だだし、飼養管理が基本であると思います。
ここら辺の手抜きの無いようにしなければなりません。

チャンスを逃がさないようにするために。

「チャンスの神様に、後ろ髪はない。」・・・そうです。

事上磨錬・・・人はすべからく、事上に在って磨くべし。





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おもしろい話 成長が早くなった。・・・2 [成長の速さ]

おもしろい話  成長が早くなった。 同じエサで・・・2


やはり代謝が良くなったんじゃないのかな?


猛暑の中のテストでした。・・・ブロイラー

S先生 N先生 (当時養鶏試験場)ともに家禽の専門家です。

同じエサ、同じ管理、試験区だけ餌に無機物のA飼料を混ぜました。(無機で栄養成分なし1%添加 触媒作用に期待 )

成長 + 歩留まり(寸評)

ブロイラー
0-3週 3-8週
対照区1 800.5 2046.8
対照区2 782.0 1979.8
試験区     765.0 2324.0

E試験場ブロイラー_LI (2).jpg

テスト区 VS 対照区1   増体重 8,4%  増
テスト区 VS 対照区2   増体重 11,8% 増

担当獣医先生(家禽類専門)より。この暑さで、3kgを超えるのは立派だと思うとの、 寸評をいただきました。

試験区を 西日の当たる環境の悪い鶏舎に設定したのにもかかわらず、猛暑の日々の中 西日の当たらない対照区のブロイラーが熱射病で多数斃死したのにもかかわらず、試験区は数羽だったのも記憶しています。(歩留まり)

また、詳細には試験前期の生育成長の一番盛んな時期に、成長率が大きく変わりました。
初期 中期 後期 の平均が、以下のデータです。




野人のたわごと


個人的には、

「家禽類も本来持って生まれた代謝機能を大いに発揮することによって、エサ食いが良くなり、エサをよく代謝し、生合成することによって、成長が早くなるんだろうなあ。」と感じています。

魔法ではなく、本来の能力に近づいただけだと思います。
ブロイラーがダチョウになるわけではありません。

もちろん、消化管の中の「環境場」が変わることによる、原生動物や微生物の発生数やバランスや活性度UPによる作用や、

暑熱に対する閾値の拡大など、色々なことが考えられ、

それらたくさんのファクターの相乗作用だと思います。


どちらにしても、農家のご主人達はほぼすべからく、事業ベースでの、このような結果を望んでいます。


色々なやり方があると思います。

簡単なやり方で、飼料要求率のよくなる方法をうまくチョイスして、経営に役立てていくのがよろしいかと思います。

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農家のご主人のお話・・・愛媛 T牧場・・つづき [交雑牛 最優秀賞受賞]

農家のご主人のお話    愛媛  高月牧場     繫殖・肥育  (粉末+調整液使用。)   

+ 使い始めた頃の、ご主人のお話(状況)

F1 約360頭 + 和牛繁殖 10頭 

高月さん 「 最優秀賞2連覇 」、 おめでとうございます。
また、優秀賞と合わせて独占ということで、さらにすごい!
(引用:肉牛ジャーナル2021、3月号)

平成23年8月に、酪農家のご主人から高月さんとのご縁をいただき、もう9年になりました。
昨年 最優秀賞受賞されたときに、電話で「高月さん2~3年に1度は、日本一になってくださいね!」 などとお話しましたが、 本当に関係者の方々もうれしく思っていると思います。
高月さんも、もうベテランの仲間入りされる年齢になりました。
頼りになる娘さんが後継者として育っておられるともお聞きいたしました。

若い農家のご主人に夢と希望を与え続けてくれる事にも、心より感謝申し上げます。

高月牧場もさらにもっともっと良くなって、ますます若い畜産家の目標として、頑張ってください。

(写真:出典 肉牛ジャーナル2021年3月号 高月さんにいただいたもの。)

昨日 お祝いラインを入れたときに高月さんは「関係者の皆様に、感謝です。」と言われていました。」
私たちの方こそ、
「いやーうれしかった。 ここ5~6年で3回目じゃなかったですか? 本当に夢を見させていただいて、こちらこそ、ありがとうございます。」

私たちは、お付き合いしていただいているご主人やご家族、そして業界や産業などが少しでも良くなってもらえると、これ以上にうれしいことはありません。
また喜ばせてくださいね!  高月さん

                                       ➁
高月牧場の 約 9年前  サンビオをはじめられた頃の状況。                     
(当時配達の I君の日報より。)


愛媛 T牧場       F1 220頭  ネオ粉末開始  H22年8月26日

開始1月前
・ 近所の方からすすめてもらい、ネオ粉末を2袋使用。それを20頭くらいに試験的に与えてみたところ、与えた牛だけの糞の臭気が激減した。それで、慌ててサンビオに連絡してもらった。

開始約3ヶ月後
・ まだ効果は分からないが、臭いは一気に無くなったので感心している。

約6ヶ月後
・ だいぶん毛づやがよくなってきた。
・ うちは、糞を敷きっぱなしだが、ずいぶんふかふかになってきた。

H23年夏(約1年後)
・ とにかく発情がよくきだした。
・ ウンコはえみたいなのはかなり少なくなった。
・ 発情が来すぎて、あばれまわって他の牛によく乗っかる。2頭股裂きになってしまった。
H24年春(約2年弱18ケ月くらい)                           ➂
・ この前出荷した牛が、初めて1トンを超えた。
・ 糞に白い菌が出てきた。よく発酵してくれる。

H24年夏(2年後)
・ 牛の糞がぴかぴか光ってきた。(微生物の繁殖による)
・ 枝肉も初めて500キロを超えだした。
・ 以前は、エサをあげても食い負けして、体格の小さい牛や 大きい牛など
成長にばらつきが多くあったが、 牛の成育がそろってきた。


その他の牛元気情報
http://usigenki.blog.ss-blog.jp/


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出典:肉牛ジャーナル2021年3月号(高月さんから提供分)

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おもしろい話  成長の「ばらつき」がなくなった。・・2 [成長のばらつき]

おもしろい話  成長のばらつきがなくなった・・・2


出世魚・・・ぶり



「ぶり」は出世魚と呼ばれ、稚魚期から

モジャコ→ ツバス(ヤズ)→ ハマチ → ブリ

などと呼ばれます。(地方によって呼び名が違う。)


ぶりまで多尾数を一貫生産する場合、モジャコからツバスあたりまでを中間育成とし、
大手養殖会社では、牛と同じように担当や事業所を分けたりしているところもあります。


牛などの畜産動物と同様で、この時期にしなやかに伸びた、キレのある、大きく揃った中間魚ができるか否かが、その後の飼養管理に大きな影響を与え、ひいては事業業績(特に経常利益率)に大きな影響が出てきます。

農業でいう「苗半作」「苗七分作」であります。


以下、 以前に取り組んで成功した
「中時間育成でのばらつきをなくす。」ために行った、3年にわたるテスト結果の一部です。



F1の中間育成試験「成長のばらつきがなくなった・・・1」と同じような結果がでていました。


写真は、出荷用の「モジャコ」

飼料設計を変えたことで、ぬめりの多い良く伸びた非常に良いモジャコになったとの事でした。

25.モジャコ高知手結中山さん.jpg


R2年12月31日ぶり中間育成テストDocument_31_12_2020_0002.jpg




ご存じのように、事業会社ではテストを行った場合、データだけでは認めてもらえません。

研究機関ではないのです。あくまでも、経済活動として事業を行っており、最終的に利益貢献額や費用対効果を求められます。

この場合、3~4ケ月の短期間、エサの変更を行っただけで、
3年間共に、売り上げ換算額の大幅増となりました。

もちろんそれにかかった、諸経費は飼料代金以外、ほとんど変わりません。
(人件費、エサ代、船の燃料、償却、etc.)

(他の資料に関しては、今回は割愛致します。)



野人のたわごと


これまで30~40年たくさんのテストをさせていただきましたが、ほとんどの会社やご主人先には、大きな業者さんなどが毎日のように出入りされており、がっちり食い込んでいる先ばかりでした。


よっぽどのことがない限り、

テストするつもりのご主人たちの意向も、どこかの段階で取り消され、いままでどおり枝葉末節に資本を投下する、対症療法的な解決方法を繰り返すのが普通であり、周りの方々も(社員も含め)面倒くさいことなどやるつもりはないという方がほとんどでした。

オーナー経営者の場合、規模の大小にかかわらず、トップとそれ以外の方々(役員含む)の意識の差は大きく広がっていき、それがトップが精神的に患う(悩む)要因の一つにもつながっていると思います。

この時の 養殖会社の中間育成の事業所長は、やはりばらつきでお困りでした。そして3年間の試験に踏み切られました。(責任者や担当者が変わるとまた元にもどることも多々あります。)

確かに 現在どの業界も優良経営農家さんと 苦しんでいる農家さんに 大きく分かれてきてるように感じます。

また、大企業に有利な政策や税制がどんどん施行されていきます。

しかしながら、 やり方によっては まだまだ適正規模や小規模経営のほうが強くなれるやり方(生き筋)もあると思います。

色々なやり方や考え方があると思います。

おせっかいな業者さん(外向いて仕事している本物の営業マンや専門家、技術屋さん など)がいたら、ラッキーかもわかりませんよ?(笑)


彼は、「妙なことを言っているのではない。」 のかもわかりません。

他の方が共振(共鳴)できなかった のかもわかりません。(笑)


「すべては振動であり、その影響である。・・すべてのものは振動で構成されている。」
 マックス・プランク
                




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