おもしろい話 成長の「ばらつき」がなくなった。Ⅰ [成長のばらつき]
おもしろい話 成長の 「ばらつき」 がなくなった。 Ⅰ
元畜産試験場長のOさん(獣医師)とは、Oさんが牛担当責任者の頃ご縁があって出会いました。
お話していると、
ちょうど当時日本で初めての系統ブランド、「遊子漁協・遊鯛」や、「愛媛県漁連・愛鯛」の手がけていたころで、
「どの組織も、その地域の漁家や農家さんまたその産業のためになる利益になることを形にしていくことができないと、その存在価値はない。」という話で盛り上がり、
色々な試験をしました。
たまたま 「君子」 と出会うと、
何かしら 「自分たちの損得に関係のない、気概に満ちた物語。」 が始まります。
O先生も、畜産試験場長のころには、赤身のおいしいブランド牛「愛媛 あかね和牛」を完成させました。
サシの入ったブランドとはまた違う路線を行く、
愛媛県産では草分け的な美味しい「赤身の牛肉」となりました。
以下その中の一つです、
地元愛媛のH畜産(F1 250頭)のHさんの希望もあり、F1の中間育成での「変動係数」及び「D G」のデータを取ることとなりました。
愛媛 H畜産 F1 250頭 中間育成 及び 肥育
以下 変動係数(成長のばらつき)が、38%に減ったフィールド(現場)データです。
H畜産さんは、F1を約250頭 飼育。
生まれて間もない子牛を同じ地域から導入し、75%程度を中間育成して出荷。残りは肥育して出荷。という経営をされております。
育成牛がばらつきなく成長することは、経営上非常にメリットが出てきます。
*現実に現場では、結果が出てくるにはもう少し時間がかかるようです。
野人のたわごと
とくに多量生産の肉や魚や作物は、重量が乗ってこないと総売り上げにつながらず、経常利益にもつながりません。(質にこだわった一部の高級食材はこの限りではないようです。)
とくに多頭飼いの畜種(F1・ホルスなど)や家禽類や養殖魚類や農産物などは、大きく揃っていること、そして歩留まりが良いこと、が大切なのではないでしょうか。
農家や漁家のご主人のお話を聞いていると、
魚を出荷したが、ばらつきが大きくて、魚体重が乗ってなかった。とか、
弱い子牛が食い負けして、体が小さい。とか、
もうひといき体重を乗せたかったけれど、追い込みで食い詰まって予定通りいかなかった。とか、
良く聞くことがあります。
経営にはそれぞれの「生き筋」あるいは「やり方」「方向性」があり、向上させるためにそれに応じて、課題を克服していく必要があります。
これらの変動係数を改善する事も、経営改善の大きな要因の一つになるのではないでしょうか?
長期的に見たら、もっと大きく揃うでしょう。
これもやはり、いろいろなやり方や考え方があるんだろうなあ、と思います。
そして、個人的には
それぞれの個体が持って生まれた本来の代謝・生合成の能力を、いかんなく発揮できる様な技術が良いのではないか?
と考えています。
牛元気情報 http://usigenki.blog.ss-blog.jp/
魚元気情報 http://sakanagenki.blog.ss-blog.jp/
農家(作物)元気情報 http://noukagenki.blog.ss-blog.jp/
元畜産試験場長のOさん(獣医師)とは、Oさんが牛担当責任者の頃ご縁があって出会いました。
お話していると、
ちょうど当時日本で初めての系統ブランド、「遊子漁協・遊鯛」や、「愛媛県漁連・愛鯛」の手がけていたころで、
「どの組織も、その地域の漁家や農家さんまたその産業のためになる利益になることを形にしていくことができないと、その存在価値はない。」という話で盛り上がり、
色々な試験をしました。
たまたま 「君子」 と出会うと、
何かしら 「自分たちの損得に関係のない、気概に満ちた物語。」 が始まります。
O先生も、畜産試験場長のころには、赤身のおいしいブランド牛「愛媛 あかね和牛」を完成させました。
サシの入ったブランドとはまた違う路線を行く、
愛媛県産では草分け的な美味しい「赤身の牛肉」となりました。
以下その中の一つです、
地元愛媛のH畜産(F1 250頭)のHさんの希望もあり、F1の中間育成での「変動係数」及び「D G」のデータを取ることとなりました。
愛媛 H畜産 F1 250頭 中間育成 及び 肥育
以下 変動係数(成長のばらつき)が、38%に減ったフィールド(現場)データです。
H畜産さんは、F1を約250頭 飼育。
生まれて間もない子牛を同じ地域から導入し、75%程度を中間育成して出荷。残りは肥育して出荷。という経営をされております。
育成牛がばらつきなく成長することは、経営上非常にメリットが出てきます。
*現実に現場では、結果が出てくるにはもう少し時間がかかるようです。
野人のたわごと
とくに多量生産の肉や魚や作物は、重量が乗ってこないと総売り上げにつながらず、経常利益にもつながりません。(質にこだわった一部の高級食材はこの限りではないようです。)
とくに多頭飼いの畜種(F1・ホルスなど)や家禽類や養殖魚類や農産物などは、大きく揃っていること、そして歩留まりが良いこと、が大切なのではないでしょうか。
農家や漁家のご主人のお話を聞いていると、
魚を出荷したが、ばらつきが大きくて、魚体重が乗ってなかった。とか、
弱い子牛が食い負けして、体が小さい。とか、
もうひといき体重を乗せたかったけれど、追い込みで食い詰まって予定通りいかなかった。とか、
良く聞くことがあります。
経営にはそれぞれの「生き筋」あるいは「やり方」「方向性」があり、向上させるためにそれに応じて、課題を克服していく必要があります。
これらの変動係数を改善する事も、経営改善の大きな要因の一つになるのではないでしょうか?
長期的に見たら、もっと大きく揃うでしょう。
これもやはり、いろいろなやり方や考え方があるんだろうなあ、と思います。
そして、個人的には
それぞれの個体が持って生まれた本来の代謝・生合成の能力を、いかんなく発揮できる様な技術が良いのではないか?
と考えています。
牛元気情報 http://usigenki.blog.ss-blog.jp/
魚元気情報 http://sakanagenki.blog.ss-blog.jp/
農家(作物)元気情報 http://noukagenki.blog.ss-blog.jp/
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