農家のご主人のお話 愛媛K牧場 [農家のご主人のお話]
写真は、愛媛K牧場
愛媛 K牧場 H20年7月15日から使用
搾乳牛(しぼり) 75頭
育 成 7頭
乾 乳 12頭
配達の I 君の日報より。
約6週間後
・ 自分では気付いていなかったが、糞を堆肥場にもっていったときに、堆肥場の人から「糞 の発酵温度が10度くらい上がっているが何かした?」と言われた。
約4ヶ月後
・ 牛の代謝が上がり、汗をかいてきてヨロイが取れてきた。牛を見たらビスがたくさんあったのでKさんに「あれは何ですか?」と聞くと「あっ!ホントよ。」と言われ、ヨロイが取れているのに気付かれた。
・ 業者が来るたびに、牛舎内の臭いが少なくなったことを言われる。
・ 乾草の食い込みがかなりよくなった。
約1年後
・ 牛の体調がよくなり、夏の種付きがよい。
・ 発情もよく分かる。
・ 糞の中に未消化のもの(コーン等)がなくなった。
H22年夏
・ 去年と比べて乳量が平均して110%〈1割増し〉搾れている。
・ 産後の立ち上がりも事故がなく順調。
・ 乳房炎になりにくく、体細胞も減った。
H23年春
・ 糞を無臭化するためだけに、糞に微生物を入れている人がいるが、同じお金を掛けるなら牛の体調をよくするために使った方がよいと思う。
・ 牛の体調をよくすることによって、糞も無臭化されてくるし、発酵も早い。また、その糞を圃場に還元すると、連作障害もなくなり牧草もよくできる。さらに、その牧草を食べて育った牛の体調もさらによくなり、種付きもいいので子牛もいいのができる。
・ 飼料効率があがった。えさ・水をよく食べよく吸収するので乳量が増える。体調がいいので、乳房炎になりにくいし体細胞も下がる。このようなサイクルが大事だ。
H23年秋
家に行ってみると、約800万の太陽光パネルを設置されていた。牛の頭数が増えている。
息子さんが、仕事を辞めて牛舎の手伝いをされるようになった。
H24年春
・ Kさんが、頭数を教えてくれないので、「不況でうちもしんどくなってきたので、牛を辞めるかもしれない。」と言ってみたら(笑い)「辞めたらいけんぜー!!今まで牛が順々によくなってきたのに、ここで辞めたら一気にガターンと体調を崩すのは目に見えている。」と言われた。
H24年夏
・ 経営が安定し、息子さんにも給料を出せるようになった。
・ 一頭あたり一月にわずかの経費でできており、ここまで経営が安定してくるとは思わなかった。安いコストでやってもらえ取り組みやすい。周りにはコストを掛けてまでなぜやるのかと言われるが、費用対効果が非常にいいため辞めたら経営内容が悪化すると分かっている。ずっと続けたい。
・ 香川県より視察
牛舎全体に農業用の寒冷紗のようなものをはっているため、牛舎内の気温が外気温より数度高く、視察の人が「牛がばてるから取り外すべきだ。」と言いましたが、Kさんは「それでも32~33ℓこの夏も出ているので大丈夫。」と話していた。
H25年8月下旬(猛暑)
・ さすがにエサ食いと乳量が少し落ちたが、「松山市内には乳量が4割近く落ちている農家さん達がいると話されていた。
H26年春
・ 「これだけ儲けさせてもらっているのは、社長のおかげやけんなー。」と言う話を聞いて、僕もうれしかった。頑張った甲斐があったと思った。
11年後 令和元年 5月
エサを扱っている、総合商社Kの飼料食品会社が視察に来られた。
視察2軒目
愛媛 K牧場 搾り85頭位 北海道に牛を上げて、戻してもらう飼い方。
ミネラル調整液 通常の約1,5倍の濃さで全てのマグカップに流している。
・ 使用約11年。
・ 他の添加物はあまり使っていない。
商社社員の話
「、全ての牛がそろっていて、大きくて、ゆったりしている。」との事。
以下 ご主人のお話
いつも視察に来た方に、「すぐにこの資材を使うべきだ。」と本音で言うが、特に業者の方は、(餌屋さん、薬屋さん)自分の売りたいものがあるのか、他の牧場に紹介しない。」
だから、今回も「やらさんといかんで。やったらわかるけん。」「言うてあげても、皆んなやらさんけんなあ。」との事でした。
牛は乳量も乳質も安定していて、治療も良く効くようになりました。
8年の間に2度も
「こんなに儲かりだしたのは、社長のおかげやけん、値上げしてや。
社長がしんどかったらいかんけん。」という事がありました。
「30年以上頑張ってきて、少しは皆さんの役に立てたかな?それなら有難いです。」
そういえば、初めてお会いした時には、
長男(酪農大出、結婚して子供がいた。)の給料が払えないので、農業高校の非常勤講師をさせていた。
10ケ月過ぎたあたりから、牛がどんどん変わり始めて、一年目くらいに「社長のおかげで、これなら給料も出せそうなので、息子を戻す。」という事で、その後息子さんが専属でやっている。
息子さんは、知る由もない。。
ご主人曰く
「うちは効率が上がったでえ。」
牛の成績、経営内容だけでなく
・ 治療が良く効く。(牛を出さなった。)く
・ 1日 配合8.3kg で周年 通年常時32~33は出ている。(以前は27~28ℓ位)
・ 乾乳に軟膏を使っても、2,5日で(残留が)出なくなる。
・ 四変でペニシリン使っても、2日で(残留が)切れる。
・ 獣医先生が飼料設計変えたらすぐ反応するので、びっくりしている。
(飼料バランス通りになる。)
と言うようなとこでも「代謝が上がっていて、依然と全然違うのがわかる。」
という事でした。
愛媛 K牧場 H20年7月15日から使用
搾乳牛(しぼり) 75頭
育 成 7頭
乾 乳 12頭
配達の I 君の日報より。
約6週間後
・ 自分では気付いていなかったが、糞を堆肥場にもっていったときに、堆肥場の人から「糞 の発酵温度が10度くらい上がっているが何かした?」と言われた。
約4ヶ月後
・ 牛の代謝が上がり、汗をかいてきてヨロイが取れてきた。牛を見たらビスがたくさんあったのでKさんに「あれは何ですか?」と聞くと「あっ!ホントよ。」と言われ、ヨロイが取れているのに気付かれた。
・ 業者が来るたびに、牛舎内の臭いが少なくなったことを言われる。
・ 乾草の食い込みがかなりよくなった。
約1年後
・ 牛の体調がよくなり、夏の種付きがよい。
・ 発情もよく分かる。
・ 糞の中に未消化のもの(コーン等)がなくなった。
H22年夏
・ 去年と比べて乳量が平均して110%〈1割増し〉搾れている。
・ 産後の立ち上がりも事故がなく順調。
・ 乳房炎になりにくく、体細胞も減った。
H23年春
・ 糞を無臭化するためだけに、糞に微生物を入れている人がいるが、同じお金を掛けるなら牛の体調をよくするために使った方がよいと思う。
・ 牛の体調をよくすることによって、糞も無臭化されてくるし、発酵も早い。また、その糞を圃場に還元すると、連作障害もなくなり牧草もよくできる。さらに、その牧草を食べて育った牛の体調もさらによくなり、種付きもいいので子牛もいいのができる。
・ 飼料効率があがった。えさ・水をよく食べよく吸収するので乳量が増える。体調がいいので、乳房炎になりにくいし体細胞も下がる。このようなサイクルが大事だ。
H23年秋
家に行ってみると、約800万の太陽光パネルを設置されていた。牛の頭数が増えている。
息子さんが、仕事を辞めて牛舎の手伝いをされるようになった。
H24年春
・ Kさんが、頭数を教えてくれないので、「不況でうちもしんどくなってきたので、牛を辞めるかもしれない。」と言ってみたら(笑い)「辞めたらいけんぜー!!今まで牛が順々によくなってきたのに、ここで辞めたら一気にガターンと体調を崩すのは目に見えている。」と言われた。
H24年夏
・ 経営が安定し、息子さんにも給料を出せるようになった。
・ 一頭あたり一月にわずかの経費でできており、ここまで経営が安定してくるとは思わなかった。安いコストでやってもらえ取り組みやすい。周りにはコストを掛けてまでなぜやるのかと言われるが、費用対効果が非常にいいため辞めたら経営内容が悪化すると分かっている。ずっと続けたい。
・ 香川県より視察
牛舎全体に農業用の寒冷紗のようなものをはっているため、牛舎内の気温が外気温より数度高く、視察の人が「牛がばてるから取り外すべきだ。」と言いましたが、Kさんは「それでも32~33ℓこの夏も出ているので大丈夫。」と話していた。
H25年8月下旬(猛暑)
・ さすがにエサ食いと乳量が少し落ちたが、「松山市内には乳量が4割近く落ちている農家さん達がいると話されていた。
H26年春
・ 「これだけ儲けさせてもらっているのは、社長のおかげやけんなー。」と言う話を聞いて、僕もうれしかった。頑張った甲斐があったと思った。
11年後 令和元年 5月
エサを扱っている、総合商社Kの飼料食品会社が視察に来られた。
視察2軒目
愛媛 K牧場 搾り85頭位 北海道に牛を上げて、戻してもらう飼い方。
ミネラル調整液 通常の約1,5倍の濃さで全てのマグカップに流している。
・ 使用約11年。
・ 他の添加物はあまり使っていない。
商社社員の話
「、全ての牛がそろっていて、大きくて、ゆったりしている。」との事。
以下 ご主人のお話
いつも視察に来た方に、「すぐにこの資材を使うべきだ。」と本音で言うが、特に業者の方は、(餌屋さん、薬屋さん)自分の売りたいものがあるのか、他の牧場に紹介しない。」
だから、今回も「やらさんといかんで。やったらわかるけん。」「言うてあげても、皆んなやらさんけんなあ。」との事でした。
牛は乳量も乳質も安定していて、治療も良く効くようになりました。
8年の間に2度も
「こんなに儲かりだしたのは、社長のおかげやけん、値上げしてや。
社長がしんどかったらいかんけん。」という事がありました。
「30年以上頑張ってきて、少しは皆さんの役に立てたかな?それなら有難いです。」
そういえば、初めてお会いした時には、
長男(酪農大出、結婚して子供がいた。)の給料が払えないので、農業高校の非常勤講師をさせていた。
10ケ月過ぎたあたりから、牛がどんどん変わり始めて、一年目くらいに「社長のおかげで、これなら給料も出せそうなので、息子を戻す。」という事で、その後息子さんが専属でやっている。
息子さんは、知る由もない。。
ご主人曰く
「うちは効率が上がったでえ。」
牛の成績、経営内容だけでなく
・ 治療が良く効く。(牛を出さなった。)く
・ 1日 配合8.3kg で周年 通年常時32~33は出ている。(以前は27~28ℓ位)
・ 乾乳に軟膏を使っても、2,5日で(残留が)出なくなる。
・ 四変でペニシリン使っても、2日で(残留が)切れる。
・ 獣医先生が飼料設計変えたらすぐ反応するので、びっくりしている。
(飼料バランス通りになる。)
と言うようなとこでも「代謝が上がっていて、依然と全然違うのがわかる。」
という事でした。
コメント 0