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農家のご主人のお話 愛媛I牧場 [農家のご主人のお話]

写真は愛媛I牧場  (30年前からサンビオを使用いただいております。)

泉さん12.JPG

泉牧場 愛媛.JPG

泉さん13.JPG


若いころは、ずっと愛媛で1番の成績で、皆さんのお師匠的な存在でした。

高齢でなかなか管理ができなかったのですが、最近になって若い方(手伝い?アルバイト?)が来てくれるようになりました。

牛が大好きで情熱は若いころと変わりありません。

良かった。良かった。

「老驥伏櫪 志在千里 烈士暮年 壮心不已」

(ろうきれきにふすも、こころざしはせんりにあり、れっしぼねん、そうしんやまず。)

の心意気でこれからも行ってください。 いつまでも、Iさん。



10年まえに弊社のI君がお聞きしたお話。

愛媛 I牧場

           
・  約20年前から、サンビオの水処理をしている。始めたきっかけは、サンビオの土改材で育てたきゅうりを見て。葉っぱがうちわのように大きく育っているきゅうりにびっくりした。


・  脱サラしてきゅうり農家を始めた方で、農家を始めて5年。しかし、そのきゅうり農家は、地域での収穫量が他の農家と比べて約2倍あった。この資材なら、牛でも結果が出るのではないかと考え、サンビオのつきあいが始まった。


・ 水処理システムを始めてすぐに、来る人、来る業者が、
「Iさん、なにしたんぜー。臭いがおかしなことになっとるぜー。」と言う。聞いてみると臭いが全くなくなったと言われる。

糞もよく発酵し、約1日おいた糞はユンボーで撹拌したら、湯気がぶわーっと出る。冬場などは、湯気で前が見えなくなるほどだ。

撹拌したら、白い菌が活断層のようにびっしり生えている。水分量は、約70%以上もあるのに、よく発酵し臭いも全くない。

・  それに近所の野菜農家らが興味を示し、取りに来て畑に使うようになった。すると、収穫が一気に増加し、根のはりもよく病気にならなくなった。

今では、近所の農家が予約して持って帰ってくれる。糞はすぐになくなる状態である。現在、約3ヶ月待ち。おかげで、ずっと堆肥場をつくらずにすんでいる。経費が掛からず助かる。
尿だめもほぼ臭いがなく、微生物を入れたわけでもないのにぼこぼこ発酵する。


・  牛舎の近所に道の駅があるが、臭いのクレームなど一度も来たことがない。来た人が、よくこんなところで牛が飼えるなあと驚く。


・  幼稚園の子が、イチゴ狩りの帰りに牛舎の見学に来て、「おいちゃん、これ何?」と聞いてくるから、「牛の糞。」と答えるとびっくりする。子どもたちも臭いを気にせず楽しんでくれる。学校の写生会やカメラマンが来て、牛舎で一日過ごすこともある。


・  あと不思議なことに、バルクや乳搾りの配管に乳石が付かない。使い始めてから、洗剤を使って洗ったことがない。水だけで洗える。(現在は、自動洗浄のバルクを使用)


・  牛舎にハエが来なくなった。ハエの消毒も、他のところは年間5回程度するようだが、うちは年に一回するかしないかだ


・  夏の種付きもよく、いい時期に乳がよく搾れる。乳価がいいときに、安定して搾れる。これだけで、費用対効果は抜群である。


・  雄牛は売却して、利益になる。


・  牛が、夏バテしなくて、夏の暑いときでも屋根のない運動場に転がっている。牛の粘膜が強くなったのか、普通は真夏に運動場にいたら鼻など日焼けするが(皮がむける、やけどなど)全く日焼けしない。病気になりにくいから、獣医さんを呼ばなくていい。


・  いろいろいいことがあり、年間〇〇〇万以上の収益増だ。(経費の削減も合わせて)




令和元年 総合商社K 来社した時、 「近くの牧場でお話聞かせて、」と言われて。



オーナーがだんだんと高齢になり、頭数を減らしていき、糞かきなども夕方パートさんにやってもらったり、管理が若いころのようにはできない。今は検定?にも出してない。


以前は、愛媛の酪農家の「師匠」「先生」という存在で、永年かけてよい牛を揃え、乳量も内容も愛媛でずっと一番だった。


今は乳量も減らして、10000kgくらい搾っており、乳質も周年問題なく、夏バテもなく、事故もほとんどない。と言う状況です。

                      

以下 商社K社社員(酪農大出身)の話。

「流下式のつなぎで、(ちなみに流下式も詰まってしまって、糞尿が溜まってしまっている。)昨晩から現在翌日午後2時くらいまでほったらかしの糞まみれなのにもかかわらず、牛はきれいだし、においが無臭なのでびっくりする。


生糞に、今排便した糞ににおいがない、無臭と言う感じ。牛舎内も全く悪臭がない。」「全部の牛が大変おちついている。」


「生糞を出して積んでおくだけで、次の日には湯気が出て2~3日で手を入れると熱い、
堆肥場もないに等しく、堆肥を欲しい農家が順番待ち状態。びっくりした。」


I牧場の堆肥を使うと、農産物の品質が向上し、収量も極端に増えるのがわかっているので、遠くから取りに来る。(サンビオが糞に混ざっているため)


商社マンの質問に 

ご主人(Iさん)曰く


「牛がなあ、子供産むやろ、そしてまたその牛の子ができるやろ、と だんだん牛が大きなるんよ。」

「濡れ子も元気なけん、皆が譲ってくれ言うて買いに来るんよ。

JAのセンターもここの子牛は事故なくよう育つ言うて、言よらい。」 との事です。
                                       






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