おもしろい話 成長が早くなった+ばらつきが無くなった・・・3 [成長の速さ]
おもしろい話 成長が早くなった+ばらつきも無くなった・・3
魚類も代謝が上がるんだろうなあ!
特に変温動物では、低水温時に差がつくだろうなあ。
当時、日本で初めてのブランド真鯛を協力して完成させた、中堅の飼料及び魚類販売会社D社のとられたデータの一部です。フィールドデータの為、研究機関のような正確なデータにはなりませんが、方向性を見ていくには一番良い、現場データです。
D社のブランド真鯛は、大変評価の高いブランド真鯛でした。
私がはじめてお手伝いさせていただいたブランド鯛です。
日本のブランド真鯛の草分け的存在でした。
愛媛県魚連の「愛鯛」や土佐の「海援鯛」は、このブランド真鯛に続きました。
同じエサ(モイストペレット)、同じ管理で、餌の練り水を
機能水(ネオ)に変えました。対照区は水道水。
テスト
養殖マダイ 1 (飼料メーカー)
2ケ月半 増重量
増体重 25.6% 増
テスト
養殖マダイ 2 (飼料メーカー)
10ケ月間 増体重
増体重 32.4% UP
測定は各生簀からランダムに取り上げて測定するため、誤差はどうしてあると思います。
しかし
増肉係数が23%違っているだけでなく、
ビリ(小さい魚)が、T区 804g C区 556g
尾叉長の最小が、 T区 32、8cm C区 28、9cm
と「ばらつき」も非常に小さくなっています。
これは、売り上げに対する貢献度(利益貢献度)が非常に大きいと思います。
当然試験された漁家のご主人は、それが目的です。
野人のたわごと
個人的には
タンパク比の非常に高いモイストペレット(CP比60)を使用しているので、かなり代謝機能が高くないと餌の良さを引き出せないだろうと思います。
魚類も動物もATPは同じ反応で作られるから、当然 代謝生合成の機能が活発になれば、同じような結果が期待できるんではないか? とも思います。
魚類は変温動物なので、とくに冬場の代謝が下がるのでそこらへんで差が出てくるということもあると考えられます。
そのあたりの検証につながるデータも、探しておきます。
高タンパクの餌が代謝出来れば、増肉係数が向上しエサが実質安く上がるでしょう。 そして、エサやりの労働時間も減って費用対効果もますます良くなります。
色々なやり方があると思います。
ちょっとしたことで、経営内容が向上する(経常利益率があがる見込みがある) ようなことがあれば、試して見られればよろしいかと思います。
こういう 面倒くさいことの繰り返しが、経営のアドバンテージになってくると思います。
だだし、飼養管理が基本であると思います。
ここら辺の手抜きの無いようにしなければなりません。
チャンスを逃がさないようにするために。
「チャンスの神様に、後ろ髪はない。」・・・そうです。
事上磨錬・・・人はすべからく、事上に在って磨くべし。
魚類も代謝が上がるんだろうなあ!
特に変温動物では、低水温時に差がつくだろうなあ。
当時、日本で初めてのブランド真鯛を協力して完成させた、中堅の飼料及び魚類販売会社D社のとられたデータの一部です。フィールドデータの為、研究機関のような正確なデータにはなりませんが、方向性を見ていくには一番良い、現場データです。
D社のブランド真鯛は、大変評価の高いブランド真鯛でした。
私がはじめてお手伝いさせていただいたブランド鯛です。
日本のブランド真鯛の草分け的存在でした。
愛媛県魚連の「愛鯛」や土佐の「海援鯛」は、このブランド真鯛に続きました。
同じエサ(モイストペレット)、同じ管理で、餌の練り水を
機能水(ネオ)に変えました。対照区は水道水。
テスト
養殖マダイ 1 (飼料メーカー)
2ケ月半 増重量
増体重 25.6% 増
テスト
養殖マダイ 2 (飼料メーカー)
10ケ月間 増体重
増体重 32.4% UP
測定は各生簀からランダムに取り上げて測定するため、誤差はどうしてあると思います。
しかし
増肉係数が23%違っているだけでなく、
ビリ(小さい魚)が、T区 804g C区 556g
尾叉長の最小が、 T区 32、8cm C区 28、9cm
と「ばらつき」も非常に小さくなっています。
これは、売り上げに対する貢献度(利益貢献度)が非常に大きいと思います。
当然試験された漁家のご主人は、それが目的です。
野人のたわごと
個人的には
タンパク比の非常に高いモイストペレット(CP比60)を使用しているので、かなり代謝機能が高くないと餌の良さを引き出せないだろうと思います。
魚類も動物もATPは同じ反応で作られるから、当然 代謝生合成の機能が活発になれば、同じような結果が期待できるんではないか? とも思います。
魚類は変温動物なので、とくに冬場の代謝が下がるのでそこらへんで差が出てくるということもあると考えられます。
そのあたりの検証につながるデータも、探しておきます。
高タンパクの餌が代謝出来れば、増肉係数が向上しエサが実質安く上がるでしょう。 そして、エサやりの労働時間も減って費用対効果もますます良くなります。
色々なやり方があると思います。
ちょっとしたことで、経営内容が向上する(経常利益率があがる見込みがある) ようなことがあれば、試して見られればよろしいかと思います。
こういう 面倒くさいことの繰り返しが、経営のアドバンテージになってくると思います。
だだし、飼養管理が基本であると思います。
ここら辺の手抜きの無いようにしなければなりません。
チャンスを逃がさないようにするために。
「チャンスの神様に、後ろ髪はない。」・・・そうです。
事上磨錬・・・人はすべからく、事上に在って磨くべし。