SSブログ
令和1年 子宮脱 ブログトップ

農家のご主人のお話   令和1年  子宮脱 [令和1年 子宮脱]

令和1年  子宮脱

愛 媛 R1年6月   S牧場 29歳若手  酪農40頭位 と 黒牛繫殖サンビオ粉末使用  
お父さんがサンビオ粉末を使ってうまく牛を管理していたが、息子さんY君が返ってきて、 使用をやめていた。その間、体細胞は冬でも80万とか夏は100万とかあり、色々な添加物を業者さんに勧められて添加物を多数を使っていた。経営内容は最悪。
 周りでは、あまり良い評判を聞かない状況でした。
 たまたまご縁あって、話す機会があり、サンビオ粉末を 再度使用開始、     ㉓
半年ほどで体細胞10万位に下がった。
 Y君は「これだけいっぱい使っているので、どれが効いたかわからん。」と言うので、
最後に一つ足したら下がったという事は、これだけは外せないという事もわからんかい?」と聞いても、「わからん」と言うような事であった。
                                      
使用1年10ケ月くらいで、久しぶりにお会いすると、牛の腹が上から下まで大きくて、牛の形が変わってしまっていた。体細胞は14万、乳量が増えて、脂肪分が減ってきたという事だったので、上記I牧場や・K牧場が餌のカロリーUPにポンジュースの搾りかすをやっている話など伝えた。また、愛媛や四国の育成優秀賞などを受賞していました。

「先日子宮脱の牛がいてダメだろうと思っていたら、治ってきて、種もつき、獣医さんも驚いていた、」という事であったが、

数年前に牛元気情報で皆様にご報告させていただいたように、日田の黒木牧場さんなどは、子宮脱や痔ろうの牛を格安で購入し、種をつけていたことを思い出した。(粉末使用6年位  通常は、1頭60g投与。悪い牛にはバサバサあげる。) 全てETをつけて3年64%位はつけているし、今はET市場でもそこそこ認められている様子。
長くお使いいただいている方々は、色々とやられて、教えていただくことが多く、大変参考になります。

Y 君、牛が変わってきた来たじゃないですか。無駄使いが非常に多いから、まだまだ大変だと思いますが、頑張ってください。
周りの牧場オーナーは、Y君がサンビオの使用が続いているのが信じられない様子。
                                       
何をやっても続かない、何をやってもダメ、と周りが言われていたが、牛が変わってきましたね。
「Ý君、 大丈夫。 地道にやって、 カッコええ経営者になってくださいね。」


 

大分 日田   K牧場 H26年5月からサンビオ粉末使用    7年目            
R1年6月24日Kオーナーと電話で話す。

「子宮脱だった牛は、現在5産している。」

「サンビオをやってると、産道が強くなりませんか?」といわれたので、

「魚やブロイラーで試験した時は、腸管が強く厚く弾力が出来て、内臓が非常にきれいになりましたよ。獣医師の先生方もびっくりされてました。」とお答えしました。

「最近同じ地区でサンビオを使ってる牧場2軒からも、『白血病が発病しにくくなった ㉔
のではないか。』と言う話が出ていたが、うちでも4年間出ていない。すべて肉で出している。
発病率は2%位だから、これが1%とか0.5%とかになっても助かるが、うちは4年間出ていない。これは非常に良いと感じている。」
「白血病は、親から子への垂直感染だから、子牛はキャリアで、何産かしているうちに体力が落ちてきたら、発症する確率が高くなるのではないかと思うが、免疫力が強いから(うちの牧場では)発症しずらくなったのではないか?」
「白血病は、共済もおりないし、獣医さんに安楽死させてもらって処分業者に頼んでとなかなか大変なんですよ。」との事でした。

ここ2~3年前から、酪農の経営方針を少し変えてきて、他のオーナーともよく話すが
「サンビオをやっていると6産7産と種が付くが、これを6産くらいに抑えて(物理的にも搾乳機が入りにくくなったりする。)また、乳量も30ℓ位に抑えて、子牛(和牛)に重点を置いたやり方に移している。またほかの牧場もそうし始めたところが多々ある。」
「現在もホルメスに和牛の受精卵をつけて34~5%ついているが、メス種をつけてホルメスを増やして、和牛の受精卵をつけていく。」確率90%として、
「100頭いれば90頭がホルメスになり、その内20%を後継牛とする。残り72頭の育成に和牛の受精卵をつけると、60~70%着くと思うので、46~47頭を(サンビオやっているから)大きくて元気な子牛にして高値で販売できれば、例えば1頭100万なら4500万円の粗利益が入る。
この利益は、牛乳代(30ℓ程度に抑えても)でエサ代やら諸経費が出ているので、ほぼ経常利益(営業利益)と考えてよい。」
「今はこのような考え方でやり始めた、日田の若手も多くなってきた。」との事でした。

若手の牧場主にとって、Kさんの様なベテランに、今までの経験からフレキシブルな経営方法や現状に合ったお話を聞かせていただくと、皆さん非常に参考になり、経営に役立つと思います。                                   
目の前にそれで成功している成功例があるのですから、説得力があります。
日田の若い方々は非常にラッキーだと思います。
* チャンスの神様に後髪はありません、しっかり前髪を掴んで離さないように。




nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:ネットコミュニティ
令和1年 子宮脱 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。