SSブログ

おもしろい話 病原菌・・・1 [微生物 病原菌]

30年以上にわたって、農家や漁家の皆様や専門家の先生と、色々な試験や新しいやり方などを続けていると、不思議な現象を見たり、面白い結果を得たりすることが多くあります。 
その中から・・・。

  おもしろい話   病原菌

下の写真は、魚病生菌(魚の生きた病原菌)の繁殖テストの状況写真です。(1998年ころ)                   (魚類防疫士 Ⅿさん)

Ⅿさん(当時はヒラメでは第一人者と言われていました。)は、
専門誌に「薬を使用しない養殖の試み」という記事を何度か投稿されていましたが、
その中に、機能水を使ったデータを掲載されています。

その頃にいただいた、弊社の機能水を使用した時のデータ写真です。


魚病生菌発育阻止テスト1 各シャーレ 左 試験区 右 対象区.jpg


縦に左から、ストレプトコッカスSP 真ん中エンテロコッカス 右エドワジエラタルダの魚病細菌です。

3種共に各シャーレの、 左半分が試験区。   右半分が対象区。  です。

各試験区は機能水(横に2種:オルメクとランタム)で各菌を培養し、対象区はそれぞれ、精製水及び他のミネラル水で培養しました。

結果として、

すべての試験区(オルメクとランタム共に)では、病原菌の繁殖が抑えられ、 すべての対象区では、病原菌は強く繁殖し多数のコロニーを形成しました。

当然、有効菌を接種すると、試験区に多くのコロニーを見、対照区にコロニーが少なくなると推測されます。

こういう先生には、なかなか出会えません。農家や漁家のご主人や奥さんには非常に参考になり、助かると思います。(ああ、あの時感じたのはこういう事だったのかと。それなら、またこうすれば管理が楽になると。)



 野人のたわごと。 

この後、Mさんと一緒に養殖現場でいろいろなフィールド試験を行い、一部はMさんが専門誌に投稿されていました。二人して漁家の皆さんのためになる結果を求めて。

同じ「環境場」で培養して、このような差が出るという事は、やはり他にもファクターがあるという事ではないでしょうか?

そして、それらをうまく活用できれば、魚群管理(牛群管理・栽培管理)も楽になるのではないでしょうか?
もちろん基本である飼養管理・栽培管理をしっかりやっての話だと思いますが。

おそらく口から肛門(体外)の場(農業の場合土壌の場)がこのようなファクターでうまく形成されると、原生動物や微生物の組成も変わる事でしょう。

そして、「おもしろい話 堆肥」のような発酵が起こったのでしょうか?

いやー。 考えると、本当に面白い。 想像(思考)は爆発だ!

体内の場(細胞内)も合わせてうまく形成されると、細胞内諸器官も本来の機能が安定して、
狙い通りの飼養管理や栽培管理が、出来やすくなるのではないでしょうか?


もしその推測(仮説)が正しければ、飼料要求率や増肉係数、変動係数、歩留まりや成長、収量や品質にも有意差が生じることを、期待できると思う。


そのあたりのフィールド(現場)データを探してみよう。




「心で見なくっちゃ、ものごとは良く見えないってことさ。かんじんなことは目に見えないんだよ。」                         
                           サンテグジュペリ 星の王子様


でも農家や漁家の名人達にはかないません。
 
たぶん見えているんです。

牛元気情報  http://usigenki.blog.ss-blog.jp/
魚元気情報  http://sakanagenki.blog.ss-blog.jp/
農家(作物)元気情報  http://noukagenki.blog.ss-blog.jp/






nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:ネットコミュニティ

おもしろい話 大腸菌+ [微生物 病原菌]

30年以上にわたって、農家や漁家の皆様と、色々な試験や新しいやり方などを続けていると、不思議な現象を見たり、面白い結果を得たりすることが多くあります。その中から・・・。

 おもしろい話  大腸菌

大腸菌がいなくなった + 鶏糞の組成が変わった・・・二つのお話です。


約30年前に、養鶏場(採卵鶏)の創業社長のMさんと水処理した時のことです。


水のラインは、

養鶏場の下の沢の水 → 沈殿槽 → 砂濾過槽 → 受水槽 → 鶏舎・事務所

ある時Mさんから、「今まで見たことがない緑の藻が砂濾過槽の水面いっぱいに繁殖している。

と連絡がありました。今までは、黒くて細長いひも状でした。(よくどぶ川で見かけるものに似ていた。)

珪藻類です。四万十川のアユ循環養殖のテストで、試験区だけきれいな緑の水になり、2年連続で無投薬で大きなアユが出荷出来た経験がありました。光合成生物なので、ふたをすればなくなります。


これは、水の「場」が変わって生態系が変わったんだなあと、とらえました。

おそらく鶏の調子も良くなるだろうなあ。と想像しました。


熱心なM さんは、3~4週に一度だったか、最寄りの市の保健所と、当時の経済連の試験室に使用水を持ち込み
定期的に細菌検査をしていました。

不思議なことに、発生する藻が変わったころから約4ケ月ぐらいかけて、大腸菌が徐々に減っていき、一般細菌だけが残るようになりました。菌数だけに関していえば、飲用適に近い状態になったのです。

Mさんも、種鶏場を経営していたUさんも私も、びっくり、そして大変喜んだのを覚えています。

養鶏場 (2).JPG


養鶏場大腸菌2 (3).jpg


養鶏場大腸菌3.jpg


その時見せていただいた、検査書をメモして帰りまとめたものです。
もちろんMさんは、次亜ソを入れるのをやめていました。


その後どれくらい経過したか、Mさんから連絡が入りました。
「堆肥場でいつものラインで発酵したら、堆肥がサラサラの黒砂の様になった。」


「分析すると、Feが激増していた。」センターもびっくりしていると。

分析センターの先生方も、大腸菌にしても、成分にしても、びっくりされていましたが、スルーでした。


スキャン_20200411 (6)_LI.jpg

C 今までの発酵鶏糞 (cont)  T 変わってからの発酵鶏糞(test)

この農場も、その後Mオーナーが他界され、系統の農場になりました。




「野人のたわごと」

 

殺菌剤や抗菌物質も使用せず、水温やDOやPHなどの環境場も同じ、
「その他のファクターが「場」を変え、死んだ水を生き返らせ、生態系を変え、大腸菌が住めなくなった。そして有効菌は、うじゃうじゃ いる。」
とは考えられないでしょうか?

牛と同じく、糞も変わってしまった。

この水を飲んでいる鶏達の、消化器官内の「場」が変わり、微生物達のコロニーが変わったのか(菌交代現象など)?

はたまた、地球の表土などで微生物を介して起こっているとも言われている、原子転換が起こっているのか?


生体内で起こっていると言われている、常温常圧での原子転換が起こっているのか?

確かに、宇宙物理学の先生がいわれるように、元素が鉄にむかって変化生成しているようには見えないか?

また機会があれば、先生方の話を聞いてみたいなあ。

また、やはり水も大事、影響力強いんだなあ。と改めて感じた結果でした。



 いやー、事実は本当に面白い。多分教科書には書いてないだろうなあ。


でも、農家の名人たちは、よく見たり感じたりしてるんですよ。おそらく。


私のような野人(無学で素人)は、暗黙知として積み重ねていこうと思う。


再現性がないと、面白くないからね!





・理論物理(宇宙物理)の佐治晴夫博士の教育法
「見えるものから不思議を感じ、見えないものへの探究心を引き出す。」

テレビ 「アマチュアライフ北海道 美瑛から子供たちに伝えたい」より


・常温核融合の水野忠彦博士
「事実を認めてその理論モデルを考えるのが、科学者の仕事です。」

久司道夫 三五館 「原子転換というヒント」より

牛元気情報 
http://usigenki.blog.ss-blog.jp/
農家(作物)元気情報
http://noukagenki.blog.ss-blog.jp/
魚元気情報
http://sakanagenki.blog.ss-blog.jp/












nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:ネットコミュニティ

農家のご主人のお話  たい肥 愛媛 つづき [たい肥(糞尿)]

R2年3月10日 愛媛のご主人の話    たい肥  つづき



愛媛〇牧場  ネオ粉末開始    H20.9. 5  ミネラル調整液開始 H20. 9.22



開始約12週間後
糞の発酵がずいぶんとよくなってきた。
うちは糞に困っていたから、糞がよくなってきただけで満足している。


約6ヶ月後
糞の発酵がよくなったからか、牛舎の臭いがほぼなくなってきた。

糞も鼻につくような臭いは無くなってきた。
約12ヶ月後
・ヨロイが自然に取れてきた。

H22年秋
・ 畑に糞をまくっていたが、今までは何回も切り返しをしないと燃えてくれなかったし、周りに臭いと文句を言われて面倒だが仕方なく切り返していたが、今は放っておいても勝手に燃えてくれる。半年くらい放っていたら完全に臭いも無くなり土みたいにさらさらになった。今は勝手に燃えるから畑にまくっておくだけで切り返しもしない。



愛媛 K牧場  搾乳牛(しぼり) 47頭 ネオ粉末開始  H20.10.15  育成        3頭  かん乳       8頭


開始約2ヶ月後
牛の糞を積んでいるところから見ているだけで湯気が出だした。(放線菌)

約4ヶ月後
・ 牛のエサ食いがよくなってきた。
・ 毛づやがよくなってきた。


約9ヶ月後
・ 夏になり暑くなってきたが、夏バテしているようすがない。
・ 毛が生えかわる時期に、ヨロイがぼろぼろとれる。
来る業者に臭いがなくなったと言われる。
ハエも減ってきた気がする。


H22年秋
・ 今までは夏の暑い時期が過ぎたら、牛も気が抜けるのか夏バテしていたが、今年重度の夏バテをしている牛は、数頭だ。
・ 爪切りの時に、牛が落ち着いてきたような気がする。

H23年夏
・ この前、地区の共進会で初めてグランドチャンピオンになった。
・ 種付きが、以前に比べよくなった。
・ 発情がよく分かりだした。



愛媛 K牧場  搾乳牛(しぼり)  59頭 ネオ粉末開始   H22.3.12  育成         8頭 ミネラル調整液  H22.7.10  かん乳       11頭


開始10日後
・ 始めて1週間で乳房炎が1頭しか出なかった。以前は、冬場2~3頭/日は発生していた。
・ バルク体細胞も20万に下がる。以前は、30万周辺をうろうろしていたが、与え始めて8日目に成分表が届き20万になった。かなりびっくりした。
・ TMR摂取量も気温やエサの質により変動が見られたが、今は一定して食い込み摂取量も上がった。乳量も0.5㎏/頭上がる。(現在30.5㎏)
・ 12月からは、みかん発酵粕を与えていた。(1日100g)

糞のしまりはよくなってきた。

・サンビオ粉末を併用し始めてから、コーン未消化が無くなった。以前は配合飼料、コーンサイレージの粒が多く見られたが、現在は見当たらない。糞もしまっていたが、長い繊維が残っていた。今は、糞洗いしてみたら、長い繊維(3~4㎝)のものが見当たらない。


H23年秋
・ 牛が夏バテしていない。
・ 乳房炎にも相変わらずなりにくく安定している。
・ 牧場で飼っている犬がいるが、犬小屋で寝ていた犬が、今は牛の糞の上で寝るようになった。
・ 体細胞は、地区では現在1番低い。
・ 毛づやが以前よりよく、悪臭がかなり軽減した。

H24年春
・ 最近種付けの効率がよい。
・ 乳量も相変わらず安定し、よく搾れる。

H24年秋

ハエが少ないと来る業者が口々に言う。(ハエの消毒はしていない)

・ 夏バテしている牛がいない。(ゼエーゼエー言ってしんどそうにしている牛がいない。)
・ 種付きがよく、体細胞も安定している。




愛媛 N牧場  搾乳牛(しぼり)  22頭  NEO粉末開始 H24.5.29  育成         4頭  かん乳        7頭



開始約5週間後
・ 自分の牛舎が臭いと感じたことがなかったが、試験的に搾乳牛だけに粉末を与えたところ、搾乳牛の方はほとんど臭いがしなくなり、逆に今まで臭いと感じたことがなかった育成の方が臭いと感じてきた。


約3ヶ月後
・ 糞が、かなりしまってきた。牛が糞をしたとき、以前は水分が多くベちょベちょだったが、今は塊の糞をする。発酵も驚くほど早い。  

牛舎の臭いがほぼなくなったからか、ハエがほとんどいなくなった。 体細胞が初めて10万以下になった。

25年夏(猛暑の夏)
・ エサ食い・乳量とも安定している。

25年10月
・ 夏バテもなくエサ食いもよくなり、牛が変わった。
・ 基本的なものの他は、余計な資材が全く要らなくなった。

26年
・ やり始めて2年間ずっと牛の体調が安定していて、乳質・乳量共に問題なし。病気もな
い。




愛媛 W牧場  獣医師先生  搾乳牛(しぼり) 100頭 ネオ粉末開始   H24.7.2  育成        14頭 ミネラル調整液  H26.4  かん乳       20頭



開始1ヶ月
・ 今年の夏はやや涼しかったせいか、ほとんど夏バテしない。

5ヶ月後
・ 先月届いた成分表を見たら、MUN(尿素)がどーんと下がっていた。それと尿中の
タンパク質が、いくらやっても最高で3.0以下だったのに3.2まで上昇した。MUNは、タンパク質の吸収が悪いと上がるが、下がったということは、タンパク質の効率が上がったということ。簡単に言うと、腹の中がいい感じになった。
堆肥場においている糞が、べしょベしょだったのが、塊になってきた。よく発酵もしだした。

・ 牛舎の臭いが減ったかどうかは、自分では分からない。(かなり減っていました。)
・ 牛の毛づやがかなりよくなっているように見える。


H26.4月
・ えさに飼料米をやり始めて、牛の調子が悪くなり、食い負けする牛が出始めた。水なら順番に全頭飲んでいるので、ミネラル調整液をやるようにしたら、すぐに糞の発酵がよくなり牛の体調・毛づやが回復してきた。以前よりも、より安定してきた。

・ オーナーは、獣医であるが「大変よいと思う。」と言われた。





松山市 M牧場  搾乳牛(しぼり) 22頭  ネオ粉末開始 H25.7.27  育成        7頭  かん乳       4頭


開始1ヶ月
・ 今年は異常な暑さだったが、夏バテする牛が出ずえさ食いも落ちなかった。ファンを取り付けた影響もあるとは思うが、サンビオをやり始めてから、牛のヨロイがぼろぼろ取れてきて、例年と全然違うので驚いた。これからも継続して使用したい。

開始2ヶ月
牛舎の臭いがなくなってきた気がすると家族でいっている。

糞もべちょべちょではなく、固まっている。
約4ヶ月
・ 近所では、出荷乳量40%くらいになって、もう辞めるといっている農家など、夏バテ
 で今年は大変だったが、うちは助かった。


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:ネットコミュニティ

農家のご主人のお話   たい肥 熊本 [たい肥(糞尿)]

熊本のご主人のお話  ~H30年  堆肥 糞尿

平成28年10月5日 まだ気温32度 熊本 熊本 S牧場40頭くらい 粉末50g/1日使用 約2年 
・毎月5頭づつ出産している。7産牛も順調に30ℓ出ている。
                                 
・8月13日、40度近い気温の日にお産した牛は、老牛で太った牛で後産が残ったがやはり昨年同様、回復して普通に搾っている。        
                                       
・子牛が大きくなり過ぎて帝王切開した牛は、傷口が大きくて化膿して膿んでエサも食わなくなり、もう駄目だろうと思っていたが、口から粉末を50gづつ朝晩水で流し込んでいたら、回復して今は普通に搾っている。
                                       ➄
・上記2例ともに今までは全部だめになっていた例であるが、粉末をやり始めて1年半ころからから助かるようになった。

・やり始めて2年ほどだが、糞の量が減ってきたと感じていた。ほかの牧場に行ったとき、サンビオ粉末をやっている先があったので聞いてみると、やはり糞の量が減っていると感じていた。との事。

これは、糞の発酵が早くなったことと物性が変わったこと、そして牛の代謝が上がり飼料の代謝効率が上がったことなどが考えられます。


尿だめに泡がすごくたつ。今までは、匂い消しも兼ねて酵素を入れていたが、今は入れていなくても前より泡が立ち匂いも全くない。勝手に醗酵してくれる。

・経営内容が変わった。乳価等の関係もあるが、何しろ乳量が安定して周年30ℓ以上出始めたこと、事故や死にがほとんどなくなったことが、一番経営に貢献している。   
こんなことは初めて。毎年黒字が大きく出るようになるとよい。との事です。  

どんどん良くなってほしいと思います。



熊本県H市 G牧場   使用5ケ月位  乳母炎
電話でお話しすると、

「何十年間も毎日糞をブルで押し上げているが、こんなにサラサラになったのは初めて。また生糞がすぐに乾いて白くなる。今まではのこくずを入れていたが、入れなくてよくなった。あまり使わなくなった。」

糞の場が変わり物性が変わったと思います。

「急性乳房炎が出なくなった。」「のこくずも高いし、クリブシエラなど持ち込むことがあるから、助かる。」との事でした。敷き糞の場が変わり、大腸菌が繁殖できずらくなったと思います。 

フリーバーンで出ていた乳房炎が出なくなった。

・体細胞が下がった。以前は年間2~3回しかペナルティーを払わない月がなかったが、
現在はペナルティーを全く払ってない。

・乳量が今迄は、27~28ℓで30リットル出たことがなかったが、35リットルまで出始めた。これは35ℓの飼料設計の餌を牛が代謝できだしたからですよ。牛が細胞レベルで活性化したという事です。(獣医先生が設計してそのエサを何十年もやられている。)            
同じエサをやられて同じ時間働いて、27ℓが35ℓに上がり、収入がどれだけ違うかです。
びっくりし、これでやっていける確信を持った。水処理もこの後併用した。         

・ミネラル調整液を飲ませたら、ウィルス性の下痢が良くなった。(冬場)
                                      
・餌の量は40頭分多く食べだした。(搾り100頭)(早く始めた方々と同じですね。)

・体細胞が下がった分や、乳量がかなり上がった分の中から、一部従業員に給与として還元するようにしている。従業員もやりがいをもってやってくれている。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:ネットコミュニティ

農家のご主人のお話   たい肥 愛媛 [たい肥(糞尿)]

愛媛県のご主人のお話   ~H30年 堆肥 糞尿

愛媛 I牧場  (面白い話)に添付した写真の牧場     H1年頃の配達マンの日報より   搾乳牛(しぼり) 35頭~40頭 位    H元年より機能水  

・  約20年前から、サンビオの機能水をしている。始めたきっかけは、サンビオの土改材で育てたきゅうりを見て。葉っぱがうちわのように大きく育っているきゅうりにびっくりした。

・  脱サラしてきゅうり農家を始めた方で、農家を始めて5年。しかし、そのきゅうり農家は、地域での収穫量が他の農家と比べて約2倍あった。この資材なら、牛でも結果が出るのではないかと考え、サンビオのつきあいが始まった。


・ 水処理を始めてすぐに、来る人、来る業者が、
「 I さん、なにしたんぜー。臭いがおかしなことになっとるぜー。」と言う。聞いてみると臭いが全くなくなったと言われる。

糞もよく発酵し、約1日おいた糞はユンボーで撹拌したら、湯気がぶわーっと出る。冬場などは、湯気で前が見えなくなるほどだ。撹拌したら、白い菌が活断層のようにびっしり生えている。水分量は、約70%以上もあるのに、よく発酵し臭いも全くない。

・  それに近所の野菜農家らが興味を示し、取りに来て畑に使うようになった。すると、収穫が一気に増加し、根のはりもよく病気にならなくなった。今では、近所の農家が予約して持って帰ってくれる。糞はすぐになくなる状態である。現在、約3ヶ月待ち。おかげで、ずっと堆肥場をつくらずにすんでいる。経費が掛からず助かる。

尿だめもほぼ臭いがなく、微生物を入れたわけでもないのにぼこぼこ発酵する。

・  牛舎の近所に道の駅があるが、臭いのクレームなど一度も来たことがない。来た人が、よくこんなところで牛が飼えるなあと驚く。

・  幼稚園の子が、イチゴ狩りの帰りに牛舎の見学に来て、「おいちゃん、これ何?」と聞いてくるから、「牛の糞。」と答えるとびっくりする。子どもたちも臭いを気にせず楽しんでくれる。学校の写生会やカメラマンが来て、牛舎で一日過ごすこともある。


・  あと不思議なことに、バルクや乳搾りの配管に乳石が付かない。使い始めてから、洗剤を使って洗ったことがない。水だけで洗える。(現在は、自動洗浄のバルクを使用)


 牛舎にハエが来なくなった。ハエの消毒も、他のところは年間5回程度するようだが、うちは年に一回するかしないかだ。

・  夏の種付きもよく、いい時期に乳がよく搾れる。乳価がいいときに、安定して搾れる。これだけで、サンビオの一年間のコストを償却できる。


・  雄牛は売却して、利益になる。


・  牛が、夏バテしなくて、夏の暑いときでも屋根のない運動場に転がっている。牛の粘膜が強くなったのか、普通は真夏に運動場にいたら鼻など日焼けするが(皮がむける、やけどなど)全く日焼けしない。鼻の皮がむけなくなった。病気になりにくいから、獣医さんを呼ばなくていい。
・  いろいろいいことがあり、年間200万以上の収益増だ。(経費の削減も合わせて)



重複してます。  愛媛 I牧場 酪農      粉末+水処理     約30年くらい前使用開始


愛媛ではずっと乳量・内容ともにNO1で、皆さんの師匠的な存在です。
だんだん高齢になられて、後継者がないため頭数は減らして1頭当たり平均37ℓくらい搾っている。か

「場」を変える土壌改良資材をやっているキュウリ農家(弊社の土壌改良をしていた)のキュウリを見てびっくりしたIさんが、これは牛にやったらすごいに違いないと弊社に連絡があり水処理から始めた。30年位前のことです。以来ずっとこの技術で牛を飼われています。
                                     
まず臭いがなくなった、水分70%の糞が1日位で勝手に醗酵しだした。(穀物メジャー関係者やたい肥撹拌機メーカーさんが、たびたび調査に来られました。来られるたびに皆さんびっくりされますが、誰にも紹介はされないようです。自分たちの売り上げが減ると考えて、ユーザーや業界のことは後回しなのでしょうか?)

糞尿発酵槽の泡がすごいことになり、牛乳の通る配管やバルククーラーの乳石や脂肪の汚れがつかなくなった。

             
夏になると、日焼けで牛の鼻などが焼けて皮がむけていたのが、日焼けしなくなり、夏場も粗飼料を食いこむようになった。


I牧場のたい肥を使うと作物の品質・収量ともに大変向上する為、いつもたい肥の予約でいっぱいでたい肥が間に合わない状況の為、たい肥発酵場もいまだに必要ないためつくっていない。たい肥置き場も30年間小さいのがあるだけ。(山間の小さな町の為大きな農家もないのだが)

視察がよく来られていたので、その都度サンビオの話をしていただいて、本当にありがたく感謝いたしております。



愛媛 T牧場 肥育 250頭位 最近繁殖も始めた。  粉末 と 調整液    H22年8月開始                   子牛のミルクにも調整液を朝晩100cc入れてます。                


DGや変動係数やFCRもあまりよくなく、近所の酪農家(成績の良い方)に相談に行ったら、
サンビオ粉末を2袋くれたのがきっかけです。
                                       ④
やり始めて・・・まず糞の臭いが変わったり、敷きっぱなしの糞がふかふかになってきた。

23年の夏・・・とにかく発情がよく来はじめた。良く乗っかかっていくので、2頭股裂きになった。


24年春・・・出荷した牛が初めて1トンを超えた。
糞にも放線菌が出て良く醗酵してくれる。

24年夏・・・枝肉も初めて500キロを超えだした。
       以前はエサをあげても、食い負けして体格の小さい牛がいたり、ばらつきが大きかったが今はばらつきがなく成長がそろってきた。
以来ずっと継続使用。一昨年頃より娘さんが帰ってきて、繁殖も始めた。濡れ子はお爺さんおばあさんが世話をしている。濡れ子。育成牛にもやるとの事で使用量を増やした。
*経営内容が非常に良くなり規模も拡大し、オール購入だった子牛も繁殖で増やす事が出来だした。



H30年3月20日 愛媛情報 つづき 使用歴3ケ月 愛媛 S牧場 酪農40頭 + 和牛繁殖


和牛親にやりだしたら、汗をかくようになった。

搾乳牛は、糞を洗ってみたら未消化がなくなった。

体細胞がもともと高く冬でも40万くらいあったのが、29年冬から30年にかけて、今10万程度しかない。(ほかにもやっているのでどれかわからないとのこと。)

餌食いも予想以上にあがった。

餌メーカーT飼料の担当者が、「毛艶が偉く良くなったですね。」といったとの事でした。



四国 M牧場 若手 酪農40頭+F1             3年位                          

徐々に牛が変わり、夏の事故も0になり、乳質も乳量も安定しているが、昨年から濡れ子にもやり始めたら、(育成牛やF1にやり始めた)粗飼料を急によく食うようになった。

よく食うけれども糞がゆるくならない。腹ができる。

子牛が大きくなりだした。(粉末投与量 濡れ子30g位、中間50g位)
 
搾り牛は全体が体高が高く骨ばっているが、腹がかなり大きく感じる。  



愛媛K牧場 搾り83頭位  液と粉で開始          使用5年くらい


ミネラル調整液を月に10ケース使用していたが、同じ愛媛の獣医さんが15ケースにして、なお餌食いが上がり体細胞もなお下がった為、自分もミネラル調整液の添加量を増やしてみるということで、月15ケース使用開始。

1ケ月後                                                    
ミネラル調整液を15ケースに増やしてからどうですか?と電話で尋ねると、「糞が締まった気がする。」との事。

ずっとサンビオをやっているため、細胞が出来上がっているので、反応が非常に速いようです。

以前えさのC・F・P比を変えた時も、すぐ反応したので獣医さんが「こんなに反応が早い牛は初めてだ。びっくりした。」といわれたとの事でした。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:ネットコミュニティ

おもしろい話 堆肥 [おもしろい話]

30年以上にわたって、農家や漁家の皆様と色々な試験や新しいやり方などを続けていると、不思議な現象が見られたり、面白い結果を得たりすることが多くあります。その中から・・・。

おもしろい話  堆 肥
「場」の雰囲気がいい。とか 「場」が変わった。とか 「場」が良くなったとか、言われますが、

例えば、牛糞を発酵させるのに、水分調整や温度管理をいたしますが、これは発酵菌が繁殖するために良い「環境場」を作るために行う作業です。

ところが、教えてもらった通りにしても、なかなかきれいに発酵しない、出来上がらないことや、場所が多々あります。

このような時に、ちょっとしたことで急に上手く行きだす(動き出す)事もあります。

これは、微生物の繁殖「場」には温度や湿度やPH以外にも大切なファクターが多々あるという事ではないでしょうか。

また。高温発酵の放線菌やその後の低温発酵菌の「場」と、腐敗発酵(腐る)などの「場」とは、大きく「場」が違うという事になるのではないでしょうか?。
「いろいろな発酵菌に色々なファクターが重なって、その条件での有効な『場』になっているかどうか。」という事の様です。

 以下の写真は、愛媛県I牧場(朝出した生牛糞の午後2時か3時ころの状況写真です。2013年頃)

泉牧場 朝8時に出した生糞の午後2時の状況H25.1.29 DSC_0228.JPG


泉さん牛糞水分71%でもえてる (2).jpg


泉さん牛糞水分71%でもえてる3.jpg2.png.jpg


堆肥製造ライン(撹拌発酵装置)の製造元の社長さんがうわさを聞いて視察に来られて、撮影して送っていただいた写真です。
朝出した生牛糞の横に座って社長さん曰く「これは牛糞ではない。焼きリンゴのにおいがする。」と言われたのが、強烈に印象に残っています。
その後、高級車のトランクに大量の生堆肥を積んで帰られました。

朝出した生糞が午後2時か3時ころ、水分71%でもえてる、状況写真です。

水分30%にすると、習いました。これは誰が決めたんでしょうか?
微生物さんが言ったのならば、間違いないんでしょうが。


普段は外ではなかなか活躍できない腸内にいる微生物さんが、ある条件で活躍しているのか?
はたまた、いつもの微生物君が活性化して、この条件でも活躍しているのか?

また発酵学の専門家にも話してみよう。



「目に見えない世界にはいろいろなファクターがあって、おそらく牛飼い名人には、色々な目に見えないものが見えていて、牛ともお話が出来るんだろうなあ。」

牛元気情報  
http://usigenki.blog.ss-blog.jp/
農家(作物)元気情報 
http://noukagenki.blog.ss-blog.jp/
魚元気情報
http://sakanagenki.blog.ss-blog.jp/
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:ネットコミュニティ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。