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おもしろい話  養殖魚類 と 牛・・・2 [おもしろい話]

おもしろい話  養殖魚類 と 牛 ・・・2
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年末のごあいさつ 


ブランド鰤・・・「ひろびろいけすぶり」 + 年末のご挨拶

九州の養殖会社さんから。「ひろびろいけすぶり」のお歳暮が届きました。
ありがとうございます。心より御礼申し上げます。

「ひろびろいけす」は、大きくて深いいけすで育てられた高級養殖ぶりです。

ブリは過去に、漁家の方々や 養殖会社さんから

「 ぶりの中間育成 (モジャコ:稚魚~ツバス) 」

成長のばらつきをなくして伸びのある大きなツバスにそろえる。

「 ぶりの成長と肉質 」

成長(増肉係数)の向上や、鮮度が長持ちし、きめ細かいサシの甘くておいしい肉質をつくる。

等で、お声をかけていただいたことがあります。



これらの経験も

和牛の「濡れ子から中間育成」や「肥育」 などのお声掛けいただいた時の役に立ちました。

フレームの良い、しなやかで切れのある、いい子(子牛)がたくさん育つように頑張ります。



そして、
今年はCOVIT-19にやられました。世界中ボロボロです。
しかし何があっても、乗り越えてゆくしかありません。
お互い頑張っていきましょう!

「艱難汝を玉にす。」であります。

 みなさま、良いお年をお迎えください。 来年もよろしくお願いいたします。

ひろびろいけすIMG_2680 (002).JPG


ひろびろいけすIMG_2681 (002).JPG



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おもしろい話  養殖魚類 と 牛・・・1 [おもしろい話]

高知の ブランド真鯛 ・・・ 「海援鯛」 と 「牛」

2020年12月

土佐 浦の内の漁師さん達から、「お歳暮」が届きました。
今年は、ひとまわり小ぶりです。
魚体重は 1、8から1、9Kgくらいでしょうか。

この鯛が、来春2Kgをはるかに超え 3月頃から桜の季節にかけて
「桜鯛」として旬を迎えます。

養殖の餌料も、どんどん高くなり、相場は原価を切り大変な中、漁師の皆さん精一杯踏ん張っています。

数カ所あった餌料原料の漁場が、チリ沖一ヶ所になり、中国に買い負けしてることもあり、高騰してきたと、お聞きしたことがあります。

現在は、代替えタンパクの研究などがされており、近いうちに魚粉の少ない餌に変わっていくものと思われます。

海援鯛 も餌料の見直しをしてきたため、1週間程かけて、 鮮度や食味の試験を兼ねて、いただこうと思います。

いつも、大切な商品をいただき、ありがとうございます。
まずは、御礼申し上げます。

このような骨の伸びが良くて、筋肉が張った、肉の歩留まりのよい「鯛」をつくってきた経験が、

「和牛」の 濡れ子の育成 や 肥育 のお話をいただいた時のヒントになってきました。


フレームのよい、のびのびとしたキレのある  よい子牛が、たくさん育つように頑張ります。

写真は
海援鯛 生産履歴 などです。

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農家のご主人のお話 + 若手営業マンのお話  R2年11月30日 [農家のご主人のお話]

熊本 伊豆永さん.JPG
熊本 I 牧場 搾り30~35頭

高月さん10.JPG
愛媛 T 牧場 F1 260~280頭


R2年11月
農家のご主人のお話  と  エサ屋さん (若手)のお話          
                                  


(1)農家のご主人のお話 ・・・発情

愛媛  S牧場 酪農と米作  新規でサンビオ粉末使用。


あまり積極的な経営をされるご主人ではありませんが、サンビオを少しづつ継続使用されているので、

電話でお話をお伺いすると、「サンビオをやると発情が来るから使っている。」ということでした。                                   

                                    
愛媛で7年程前から使用し、
ここ数年で2度全農肉牛共励会で「最優秀賞」を取られた
T牧場さん(F1 280頭位)

のご主人から                         

使用し始めた年に電話をいただき、

「牛が1トン超え始めた。枝肉も500kg以上ある。」が

サンビオを多めにやると、すごく強く発情が来ることは、皆さん知っているのか?」
                                       
「知らなかったら、教えてあげたら、皆さん助かると思うよ!」          

と教えていただきました。

Sさんもそれに気が付いたんだなー。」と思いました。




そういえば熊本で

技術の高い繫殖をされているご主人から、

エサ屋の部長さんに、

2頭の発情の来なくなった牛の内1頭に、サンビオを朝晩2回 各50gほど水で撹拌して飲ませていたら、20日くらいですごい発情が来てびっくりした。これは本物だ。自信をもって売りなさい。

と、言われていたこともありました。

やはり、受け入れる側の牛が活性化(酸化的リン酸化の効率が上がる)しているから、いろいろな良い現象が出てくるのではないのかなあ?

排卵にも関係しているようだから、ATPの作用もあるんじゃないのかなあ。
と個人的には感じています。

あとは科学者の先生方にお聞きしましょう。

参考 ・日経サイエンス2010年3月号 ATPの意外な働き
   ・科研費助成事研究成果報告書「交尾排卵動物スンクスを用いた排卵制御神経メカニズムの解
    明」研究代表者 井上 直子 
   ・その他







(2) 若手営業マンのお話(FO販売(株))


熊本 I牧場 酪農  30頭

エサ屋さんの若手営業マンYさんより。「体細胞で困られていて、色々なことをしているが結果として克服できていないとの事で、以前上手く行った経験があったサンビオをご提案して、治療と並行して取り組んでもらった。」との事です。

                                     
状態が大変悪く困られていたため、多く一日200g(朝晩100g)給与していただいたとの事でした。

R2年2月から開始

5月
                                     
2月から搾乳牛に200g/日
給与しているI牧場さん、3月に好転反応が出て、4月の検定から体細胞下がり始めましたよ。今月、来月が楽しみです。                     

8月

体細胞8月全頭入れて14万でした。

爆発的に悪いのは肉で出したそうですが、それでも下がりましたね。

9月

I牧場さんの経過報告ですが、9月上旬体細胞28万(盆明け8月下旬検査後に1週間サンビオが切れた)だった事に対し、200g/日 給与を続けており9月下旬は体細胞18万(捨てる牛なし全頭検査)まで下がりました。

ちなみに、今乳量は9月中旬で32kg/日搾ってます。

10月

今34~35kg/日 搾ってて、脂肪が3.7、体細胞は10月上旬で14万です。

昨日下旬の乳成分聞きに行ったらまだ検査結果は出えませんでしたが、分娩後の牛がどうなるかという感じですね。                            

11月

I牧場さん

酪農30頭 サンビオ2月から200g/日 使用
               
11月の体細胞は上旬22万(10月分娩多)、下旬が19万で 
                                     
脂肪は3.8前後を推移しており、乳量が10月から37~39kg/日 搾れてます。
                                     
昨年は今時期31kg前後でした。昨年と比べて今年は何か違うことをしたかと聞くと、サンビオだと納得されているようでした。


これだけ早く変化がみられる例ははじめてです。
エサ屋さんの担当者Yさんが本当に熱心で、農家さんのことを本当に考えていることと、ご主人の「何とかしたい。」という気持ちがこのような結果が出た要因だと思います。


新人営業マン(4年目)のYさん曰く                      

「牛の消化器官内の「場」が出来てきて、よく代謝し始めたようなので、エサの変更を提案してみようと思います。」との事でした。

Y君、Iさん、ますます頑張って良くなって下さい。


R2年11月30日

先週も行って話を聞いてきたので連絡しますと
                                                           
・今も乳量は36~38kgの間。

11月上旬は体細胞21万、下旬は19万                        

・10月分娩の牛で1頭乳頭を一つ切らなければいけなかった。

・分娩が12月・1月とまだあるので今後も乳量は伸びていくと思う(ご主人さん談)

                                                          
・正直価格は高いが結果が出ているので切れない、切る判断はできない(ご主人さん談)

この乳量だが発情はきている、倒すような酷い疾病がでていない
(今までは出ていた。)


個人的に思うのは、体細胞で取り組み始めましたが乳量、疾病の数も変わったと思います。 繁殖はまだ期間が短いので今後経過確認していきますが、よくなるだろうと思ってます。


この酪農家の経営は変わってくると思います。昨年対比で乳量が1頭あたり4~5kg伸びています。

昨年はこの分娩が重なる時期で32kg前後でしたから。

つまり、概算ですが乳量の上乗せ分だけで1頭あたり14,400円程収入がUPしています。
                                                           
(この農場の場合慣らして25頭なので360,000円/月・4,320,000円/年 乳量上乗せ分だけでです。)

乳量の上乗せ分だけで上記利益増で、出す牛が減っている事がもっと経営に貢献してきますので、繁殖がよくなれば仔牛の個体販売その他諸々当然更にプラスになっていくと思います。

費用対効果で考えると面白いですね

ご主人のIさんはこの短期間でも、乳量だけでも費用対効果400%程度まで出されています。

一応検定を写真撮って送りますね。                                    

あと、私4年目です…笑

やはり受け入れる側の牛が変わったら、経営内容は大きく上向いくと思います。 
           
ご主人さんやコンサルの方々の狙い通りの結果を出しやすくなりますから。

そして、その牛が子供を産み、またその子牛が子供を産んでいくと、ますます経常利益率が上がり優良な経営がしやすくなるようです。


枝葉末節に、経営資源をつぎ込んでしんどくなる前に、何とか良くなっていただきたいですよね。

4年目の若手営業マンが、お客様の経営を考えて外を向いた仕事をするのですから、大したものです。

S.Y 君それが本当の営業だと思いますよ!

ますます 農家のご主人や業界のために頑張ってください。




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