愛媛のK牧場 投資会社、アグリ投資育成から出資受ける。 [愛媛K牧場、投資会社から出資決定。]
愛媛県のKさんが、JAグループと日本政策金融公庫の投資会社「アグリビジネス投資育成」から、出資いただく様になった模様です。
Kさんは、愛媛を代表する若手酪農家です。
経営内容も、非常に安定しているようです。らくれんの集配の方も、年間通じて乳量も乳質も安定していると言われていた、との事です。
現在お世話になっている熊本の若手酪農家の皆さんの中には、素晴らしい経営をされているオーナーが多々出てきましたが、Kさんは、負けていないほどの経営をされていると感じます。
Kさん((株)K牧場社長は、平成22年3月12日から、弊社の技術を採用いただいております。現在、サンビオ粉末を毎日70g程度投与され、子牛にはミネラル調整液を採用いただいております。(ちょうど10年になります。)
当時のメモをみると、搾り59頭、乾乳11頭となっています。 現在搾り100頭位と聞いています。(交雑牛で最優秀賞を取られたTさん同様、10年で2~3度しか訪問できていません。)
Kさんは、当時から牛をみるセンスが非常によく、驚かされることが度々でした。
本当にびっくりしましたが、当時の配達のI君の日報を見ると
粉末開始数週間で、
「乳房炎が1日2~3頭出ていたのが、1週間で1頭しか出ない。」
とか、
「バルク体細胞が20万まで下がった。以前は、30万あたりをうろうろしていたが、投与8日目に成分表が届いて見たら20万になり、かなりびっくりした。」 とか
「TMR摂取量も気温やエサの質により変動が見られたが、今は一定して食い込み摂取量も上がった。乳量も0.5ℓ /頭上がる。現在30,5ℓ」 とか
「糞も締まり、コーン未消化が見当たらない。糞洗いしてみたら長い未消化繊維(3~4㎝)のものも見当たらない。以前は、コーンサイレージの未消化や長い繊維が残っていた。」 などなど。
これ10日目の話となってます。普通は、四国でも熊本でも普通は半年1年と長い目で見てもらってます。ちょっと変化に気がつくのが早すぎるくらいでした。
翌夏は、猛暑の中、「牛が夏バテしない。体細胞はこの地区で一番低くなった。」
「飼ってる犬が、以前は犬小屋で寝ていたが、今は糞の上で寝るようになった。」
「種付けが非常に良い。」「来る業者来る業者さんが、みなさん、ハエが少ないと言われるが、ハエの消毒は一切やっていない。」
3年目には、「今まで5~6産で牛が限界になっていたのが、8産に突入するうしが、がいる。7産牛はかなり増えた。」
「最初に説明を受けていたが、牧草が3年半でたくさんとれるようになった。15年ら受納やってきて、反当6~7ロール収穫してきたが(こちらは、圃場が小面積なので小さいロールです)今年は10ロールとれた。収穫しているお父さんの仕事が倍になって、バテている。」
「ウィルス性の治らなかった牛3頭が治癒した。」
などなど。ちょっとその観察力、感性の良さにはびっくりさせられたのが、日報に残っていました。
経営に関して前向きで熱心な方です。あとは、これから四国でも代表的な酪農家としてやって行くわけですから、色々な業者さんが出入りしてくると思いますが、目先の上手い話に乗らないで、今まで通り進む事が出来たら、まずはだいじょうぶ、というより一流になって行かれると思います。
Kさん頑張ってください。そしてもっともっと良くなって、酪農後継者の若い方たちに夢を与えてください。
熊本や愛媛を見て思ったのは、酪農は、その地域や、規模やもろもろの環境に合ったやり方をうまくつかんでいけば、利益の見込める産業だと感じています。
酪農業界がますます良くなりますように。
Kさんは、愛媛を代表する若手酪農家です。
経営内容も、非常に安定しているようです。らくれんの集配の方も、年間通じて乳量も乳質も安定していると言われていた、との事です。
現在お世話になっている熊本の若手酪農家の皆さんの中には、素晴らしい経営をされているオーナーが多々出てきましたが、Kさんは、負けていないほどの経営をされていると感じます。
Kさん((株)K牧場社長は、平成22年3月12日から、弊社の技術を採用いただいております。現在、サンビオ粉末を毎日70g程度投与され、子牛にはミネラル調整液を採用いただいております。(ちょうど10年になります。)
当時のメモをみると、搾り59頭、乾乳11頭となっています。 現在搾り100頭位と聞いています。(交雑牛で最優秀賞を取られたTさん同様、10年で2~3度しか訪問できていません。)
Kさんは、当時から牛をみるセンスが非常によく、驚かされることが度々でした。
本当にびっくりしましたが、当時の配達のI君の日報を見ると
粉末開始数週間で、
「乳房炎が1日2~3頭出ていたのが、1週間で1頭しか出ない。」
とか、
「バルク体細胞が20万まで下がった。以前は、30万あたりをうろうろしていたが、投与8日目に成分表が届いて見たら20万になり、かなりびっくりした。」 とか
「TMR摂取量も気温やエサの質により変動が見られたが、今は一定して食い込み摂取量も上がった。乳量も0.5ℓ /頭上がる。現在30,5ℓ」 とか
「糞も締まり、コーン未消化が見当たらない。糞洗いしてみたら長い未消化繊維(3~4㎝)のものも見当たらない。以前は、コーンサイレージの未消化や長い繊維が残っていた。」 などなど。
これ10日目の話となってます。普通は、四国でも熊本でも普通は半年1年と長い目で見てもらってます。ちょっと変化に気がつくのが早すぎるくらいでした。
翌夏は、猛暑の中、「牛が夏バテしない。体細胞はこの地区で一番低くなった。」
「飼ってる犬が、以前は犬小屋で寝ていたが、今は糞の上で寝るようになった。」
「種付けが非常に良い。」「来る業者来る業者さんが、みなさん、ハエが少ないと言われるが、ハエの消毒は一切やっていない。」
3年目には、「今まで5~6産で牛が限界になっていたのが、8産に突入するうしが、がいる。7産牛はかなり増えた。」
「最初に説明を受けていたが、牧草が3年半でたくさんとれるようになった。15年ら受納やってきて、反当6~7ロール収穫してきたが(こちらは、圃場が小面積なので小さいロールです)今年は10ロールとれた。収穫しているお父さんの仕事が倍になって、バテている。」
「ウィルス性の治らなかった牛3頭が治癒した。」
などなど。ちょっとその観察力、感性の良さにはびっくりさせられたのが、日報に残っていました。
経営に関して前向きで熱心な方です。あとは、これから四国でも代表的な酪農家としてやって行くわけですから、色々な業者さんが出入りしてくると思いますが、目先の上手い話に乗らないで、今まで通り進む事が出来たら、まずはだいじょうぶ、というより一流になって行かれると思います。
Kさん頑張ってください。そしてもっともっと良くなって、酪農後継者の若い方たちに夢を与えてください。
熊本や愛媛を見て思ったのは、酪農は、その地域や、規模やもろもろの環境に合ったやり方をうまくつかんでいけば、利益の見込める産業だと感じています。
酪農業界がますます良くなりますように。