豚の脂肪酸組成の変化 [豚 元気]
豚 脂肪酸組成 テスト.pdf
テスト区
豚の餌に対し、サンビオ粉末を1%・2%添加し投与した。
対称区
粉末添加前の汎用品の飼料を投与した。
考 察
* 試験区でサンビオ粉末を1%、2%と増やしていくと、脂肪酸組成中 オレイン酸の含有量が 増え、そのぶん飽和脂肪酸脂肪酸が減ることがわかる。
細胞の代謝生合成能力が本来の活性(健康)状態になり、豚本来の(オレイン酸の多い)脂肪酸組 成に戻るよ うです。
普通の代謝能力であれば、オレイン酸自体を食べささなくては、なかなか脂肪酸組成は変わらな いのではないかと思います。
* 背脂肪の融点は、当然のことながら下がってきて、2%添加区では36度台まで下がった。
食感が良くて、コクとうまみのある豚肉になると思います。
テスト区
豚の餌に対し、サンビオ粉末を1%・2%添加し投与した。
対称区
粉末添加前の汎用品の飼料を投与した。
考 察
* 試験区でサンビオ粉末を1%、2%と増やしていくと、脂肪酸組成中 オレイン酸の含有量が 増え、そのぶん飽和脂肪酸脂肪酸が減ることがわかる。
細胞の代謝生合成能力が本来の活性(健康)状態になり、豚本来の(オレイン酸の多い)脂肪酸組 成に戻るよ うです。
普通の代謝能力であれば、オレイン酸自体を食べささなくては、なかなか脂肪酸組成は変わらな いのではないかと思います。
* 背脂肪の融点は、当然のことながら下がってきて、2%添加区では36度台まで下がった。
食感が良くて、コクとうまみのある豚肉になると思います。
豚の飼育テスト ミネラル調整液添加 [豚 元気]
N高校肉豚発育テスト.pdf
中間育成の時期に
試験区対象区ともに同じエサを与えた。
試験区の豚には飲水中にミネラル調整液を添加した。
子豚で試験したところ、エサ食いが極端に多くなり、対象区と大きく変わってきたため、子豚時期からサンビオ粉末なりミネラル調整液を与えてあげると良いと思います。
中間育成の時期に
試験区対象区ともに同じエサを与えた。
試験区の豚には飲水中にミネラル調整液を添加した。
子豚で試験したところ、エサ食いが極端に多くなり、対象区と大きく変わってきたため、子豚時期からサンビオ粉末なりミネラル調整液を与えてあげると良いと思います。
おもしろい話 オレイン酸がふえた・・・同じエサで。 [豚 元気]
当時 畜産試験場のUさん(獣医師 豚の専門家)がとられたデータの中に、「脂肪酸組成の変化」で面白い結果が出たものがありました。
エサは試験区対象区ともに同一。 (試験区は無機のA 飼料一種のみ添加)
テスト区の添加量を 1% ・ 2% と増やしていくと
同じエサを与えたにもかかわらず、
背脂肪では、
オレイン酸含有量が明らかに増え
38.4% → 40.95% → 43.57%
脂肪酸素性の変化によって、
融点が下がっていきました。
41℃ → 38.9 ℃ → 36.8℃
ロースでは
飽和脂肪酸(Σ飽和酸)が減り
41.32 → 40.54 → 37.86
不飽和脂肪酸(n6/n3)が増えていきました。
32. 08 → 35. 57 → 39. 35
野人のたわごと
この当時、テレビでは 「どっちの料理ショー」 という番組の人気があり、
放牧して育てている、北海道の一流ブランドの豚肉を使われている 東京の一流レストランのオーナーシェフが、
その豚肉の脂は、 体温で溶ける ということをおっしゃっていたと おぼえてます。
それを聞いた時、
「 放牧している豚は 『ストレスがかからない』 から脂肪酸組成も本来の健康な豚の組成に近づいているのかなあ? 」と感じていました。
また「エサの配合にもこだわっているのだろうか。」 とも思いました。
「やはり肉質の原因の一つは、細胞のストレスだろう。」
細胞の 『代謝生合成の機能』 が本来の効率を出せる状態であれば、
ある意味 本来の肉質になりやすいはずだから。』
オレイン酸も十分に合成されるだろう。
確かに魚のアミノ酸組成も変わりました。
そして 作物も 肉も 魚も、おいしくなるんです。
「 因果性 」 があるはずです。 ・・・ おそらく。
色々な考え方ややり方があると思います。
個人的には「まずは細胞を作ってあげること。」と感じています。
本当に何やっても面白いですね。 思わぬ結果に感動し、 思いをはせめぐらし、 勝手に仮説まで考えてしまいます。
時間とエネルギーとなけなしの資本をいつも突っ込んでしまいます。
あとは科学者の先生方のお仕事ということで・・・・・。
エサは試験区対象区ともに同一。 (試験区は無機のA 飼料一種のみ添加)
テスト区の添加量を 1% ・ 2% と増やしていくと
同じエサを与えたにもかかわらず、
背脂肪では、
オレイン酸含有量が明らかに増え
38.4% → 40.95% → 43.57%
脂肪酸素性の変化によって、
融点が下がっていきました。
41℃ → 38.9 ℃ → 36.8℃
ロースでは
飽和脂肪酸(Σ飽和酸)が減り
41.32 → 40.54 → 37.86
不飽和脂肪酸(n6/n3)が増えていきました。
32. 08 → 35. 57 → 39. 35
野人のたわごと
この当時、テレビでは 「どっちの料理ショー」 という番組の人気があり、
放牧して育てている、北海道の一流ブランドの豚肉を使われている 東京の一流レストランのオーナーシェフが、
その豚肉の脂は、 体温で溶ける ということをおっしゃっていたと おぼえてます。
それを聞いた時、
「 放牧している豚は 『ストレスがかからない』 から脂肪酸組成も本来の健康な豚の組成に近づいているのかなあ? 」と感じていました。
また「エサの配合にもこだわっているのだろうか。」 とも思いました。
「やはり肉質の原因の一つは、細胞のストレスだろう。」
細胞の 『代謝生合成の機能』 が本来の効率を出せる状態であれば、
ある意味 本来の肉質になりやすいはずだから。』
オレイン酸も十分に合成されるだろう。
確かに魚のアミノ酸組成も変わりました。
そして 作物も 肉も 魚も、おいしくなるんです。
「 因果性 」 があるはずです。 ・・・ おそらく。
色々な考え方ややり方があると思います。
個人的には「まずは細胞を作ってあげること。」と感じています。
本当に何やっても面白いですね。 思わぬ結果に感動し、 思いをはせめぐらし、 勝手に仮説まで考えてしまいます。
時間とエネルギーとなけなしの資本をいつも突っ込んでしまいます。
あとは科学者の先生方のお仕事ということで・・・・・。