SSブログ
牛のための「場」の研究 ブログトップ

牛のための「場」の研究 微生物ー1 [牛のための「場」の研究]

フリーバーンの牛舎で、よく出て悩みの種だった急性乳房炎が、サンビオをやり始めて3年4年と経過するにつれて、

「そういえば、最近急性乳房炎があまり出ないような気がする。」

「あまりひどくないので、乾乳期にしっかり治療したら治るようになった。」 などなど、酪農経営者の皆様からお聞きすることがあります。

おそらく要因の一つとしては、牛床の牛糞の物性がだんだん変わってきて、牛床の「場」が大腸菌などの繁殖しにくい「場」に変化していったとは考えられないでしょうか?

以下 魚病細菌のコロニー状況写真 (右:経過時間) 


魚病細菌のコロニーが真っ白に繫殖した状態の、縦3列のシャーレ。

右 対象区  中 試験区  右 対象区2
対象区はそれぞれ精製水、海水、で定期的に細菌を培養して寒天培地(栄養培地)に各菌を接種し培養する。

試験区(中列)はサンビオの機能水(マサキ)で、同様に定期的に寒天培地に接種していく。

「場」の研究 微生物ー2.jpg

        M魚病研究室  


結果として、中列:試験区(サンビオ水マサキ使用区)のみ、時間経過とともにコロニー数が減っていき、7日後(1週間後)にはシャーレの真ん中に1個のコロニーを見るだけになった。

右対照区および左対象区2 ともにコロニーの数は開始時と変わらず、シャーレいっぱいに繁殖していた。

同じテストを3回実施したが、すべて同じ結果となった。

密閉された狭いスペースであるシャーレの中でのテストで、168時間ほどの時間と、温度管理などの詳細な管理が必要である。 よって、牛の体の生体細胞全体の「場」や、牛舎全体の「場」が変わるには長時間かかるわけである。
3~4年目頃から、ガラッと経営内容が良くなる牧場が多いのは、こういう段階を踏んでいると考えられないだろうか。








nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:ネットコミュニティ
牛のための「場」の研究 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。