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農家のご主人のお話 繫殖 種付け 大分 [繁殖 種付け]

R2年3月10日  繫殖 種付け  大分 福岡  






大分県 K牧場  H27年から粉末使用 60g/1日/1頭  エサはカス中心



H24年7月の水害に会い牛の体調がずっと戻らず、経営上エサも高価なのでカス中心に変えてやり始めた。

現在のエサ

     焼酎かす  40kg おから 15kg

   乾燥イネ  6kg     ルーサン 2,5kg

    濃厚飼料  5,5kg


カスの影響か、肝臓が晴れて体細胞が上がって下がらなくなり、困っていた。

粉をやり始めたところ、肝臓の調子がよくなったのか、体細胞が9万程度に下がった。 「おそらく肝臓もよくなったのではないか。」とオーナーが言われていた。

子宮脱と痔瘻があり、ソフトボール大のものが2個飛び出しているが胎児の入っている牛を20万円で購入した。

粉末を毎日やっていると、現在では子宮脱も痔瘻も子宮口や肛門から少し覗く程度までに回復している。

「サンビオをやると内臓が強くなりませんか?」と聞かれたので、「魚類は定期的に内臓を見るが、腸管が厚くなって弾力がすごく強くなります。ブロイラーも内臓がすごくきれいになると言われますので、牛も同じだと思います。」とお答えいたしました。

「現在は焼酎かすを1日40kg与えているが、えらく牛の調子がいいので50kgまで増やしてみようか」と言われていたので、「閾値というものがあると思うので、あまり無理をしない方がよいかもしれません。」とお伝えしました。


その後子宮脱の牛は、双子の牛を出産し、 次の種も着いたとの事でした。


この後、種がつかない牛を4頭安く購入した。  4頭ともに種が着いた。 そのうち3頭は次の種も着いた。







大分県 N牧場 H26年5月半ばから使用。粉末50g/1日1頭



「餌食いが上がり発情が強く盛んに来るようになり、梅雨場になっても餌食いが落ちないので、餌屋さんに絶賛してもらった。」と言われていました。







大分県 酪農 K牧場 粉末50g/1日(2回に分けて)使用2年6ケ月      ➅


H28.11.10       カスを中心にやっている。



以下オーナーのお話です。

・搾り、乾乳すべてにやっているが、「産数が伸びると、通常脂肪がついて 分娩後その油が肝臓に集中して、肝機能が落ちて食べなくなり、廃用牛になることがあったが、これが全くなくなった。

・子牛の出べそも全くなくなった。これが出ると子牛の価格が半額になる


・現在、4月からET100%でやっている。ホルの経産牛5~6産に大きなETをつけると、普通30~40%の受胎率だが、この4月から8月まで(今結果が届いている間)27頭中17頭がついて、受胎率63%になっている。(日本の人工授精の平均が32~33%)


よって、ET和牛の単価が高いのに、ふつう卵や受精料が高いためF1にしてしまうが、「移植、移植にしていけば、農家収入が上がりませんか?」


人工授精は、ホルをとるためだけにして、残りは移植にしたらと考える。」「そのうえ、和牛は免税なので1000万売り上げて、無税である。(通常30%の税金がつかない。)


・「経産牛5~6産の牛は、大きいのが出てくる。」サンビオをやりだして数年したが、勝手に子を産んでいる。解除することが激減した。大きいのも、行くと一人で産んでいる。


・「今年は日田では、39度以上の猛暑が続いて、ETの流産が多かったが、うちでは、流産も早産も出べそもなく、若牛も死ななかった。」

「また大分全体では、廃用牛も多かったが、うちは0だった。」


・「リンゲルも何年も打っていない。変胃もない。獣医さんを呼ぶことが本当に無くなってきた。


・「うちはフリーバーンですが、急性乳房炎が、でなくなった。」


お話を聞いていると「熊本で3年以上やられている方たちと、同じことを言われているなあと感じました。すべての結果には理由があります。」大分県







H29年5月13日 大分県 日田  つづき
        
K牧場搾乳50頭+ET和牛子牛出荷  カス中心       粉末50g 搾乳牛+乾乳+子牛 使用3年経過



・和牛ET子牛は死にやすいと言われているが、3年間やってきて1頭だけしか死んでいない。


しかも、その1頭は生まれつき呼吸疾患があった子牛だったため、全然死なない。


・廃業した牧場から25万で買ってきた牛も、2ヶ月で和牛受精卵を付けた。


・経産牛は受精卵が付きにくいというが、すべて受精卵を付けています。


昨年4月からの移植受胎率は64%を維持している。80%位にできないかと考えている


和牛ET子牛出荷記録(あまり大きくする飼い方ではないとの事です。)

3/28 オス 92日 116kg 893,492円    メス 91日 102kg 494,475円
                
4月 オス 91日 115kg 592,806円    オス 96日 120kg 583,281円    オス 87日 126kg 637,250円                               オス 82日 103kg 568,463円                        メス 72日  99kg 561,054円    メス 67日  96kg 488,025円


現在、90日位で出しているが、あと1ヶ月飼った方が上記の価格より10万以上高く販売できるため、次回から120日以内で出荷したいということでした。

                                      
酪農(乳代のみ)で経費・生活費を出して、和牛ET子牛は牧場の利益です。」

「今年の和牛ET子牛は、45頭出荷したい。そうすると1頭55万で売れれば、約2500万が牧場に入ってくる予定です。」 とのことでした。







H30年11月26日
  
大分K牧場   酪農40頭 経産牛もすべてETを付けている。



ETをやり始めて3年、ほとんど病気や事故はなく、種も67%くらい付いている。

3年目くらいから、トラックでET市場に運んでいる業者さんに 「K牧場の牛は積んできてるの?」と聞かれるようになったとの事。        
                                       
11月のET市場では、    110日   196 ㎏   71万円 税抜き                                100日   161 kg   63万円 税抜き だったとの事でした。                             

「種はあまりよくない種です。」との事です。

「鹿児島の中村牧場さんが買ってくれました。」との事です。





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