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農家のご主人のお話・・・愛媛 T牧場・・つづき [交雑牛 最優秀賞受賞]

農家のご主人のお話    愛媛  高月牧場     繫殖・肥育  (粉末+調整液使用。)   

+ 使い始めた頃の、ご主人のお話(状況)

F1 約360頭 + 和牛繁殖 10頭 

高月さん 「 最優秀賞2連覇 」、 おめでとうございます。
また、優秀賞と合わせて独占ということで、さらにすごい!
(引用:肉牛ジャーナル2021、3月号)

平成23年8月に、酪農家のご主人から高月さんとのご縁をいただき、もう9年になりました。
昨年 最優秀賞受賞されたときに、電話で「高月さん2~3年に1度は、日本一になってくださいね!」 などとお話しましたが、 本当に関係者の方々もうれしく思っていると思います。
高月さんも、もうベテランの仲間入りされる年齢になりました。
頼りになる娘さんが後継者として育っておられるともお聞きいたしました。

若い農家のご主人に夢と希望を与え続けてくれる事にも、心より感謝申し上げます。

高月牧場もさらにもっともっと良くなって、ますます若い畜産家の目標として、頑張ってください。

(写真:出典 肉牛ジャーナル2021年3月号 高月さんにいただいたもの。)

昨日 お祝いラインを入れたときに高月さんは「関係者の皆様に、感謝です。」と言われていました。」
私たちの方こそ、
「いやーうれしかった。 ここ5~6年で3回目じゃなかったですか? 本当に夢を見させていただいて、こちらこそ、ありがとうございます。」

私たちは、お付き合いしていただいているご主人やご家族、そして業界や産業などが少しでも良くなってもらえると、これ以上にうれしいことはありません。
また喜ばせてくださいね!  高月さん

                                       ➁
高月牧場の 約 9年前  サンビオをはじめられた頃の状況。                     
(当時配達の I君の日報より。)


愛媛 T牧場       F1 220頭  ネオ粉末開始  H22年8月26日

開始1月前
・ 近所の方からすすめてもらい、ネオ粉末を2袋使用。それを20頭くらいに試験的に与えてみたところ、与えた牛だけの糞の臭気が激減した。それで、慌ててサンビオに連絡してもらった。

開始約3ヶ月後
・ まだ効果は分からないが、臭いは一気に無くなったので感心している。

約6ヶ月後
・ だいぶん毛づやがよくなってきた。
・ うちは、糞を敷きっぱなしだが、ずいぶんふかふかになってきた。

H23年夏(約1年後)
・ とにかく発情がよくきだした。
・ ウンコはえみたいなのはかなり少なくなった。
・ 発情が来すぎて、あばれまわって他の牛によく乗っかる。2頭股裂きになってしまった。
H24年春(約2年弱18ケ月くらい)                           ➂
・ この前出荷した牛が、初めて1トンを超えた。
・ 糞に白い菌が出てきた。よく発酵してくれる。

H24年夏(2年後)
・ 牛の糞がぴかぴか光ってきた。(微生物の繁殖による)
・ 枝肉も初めて500キロを超えだした。
・ 以前は、エサをあげても食い負けして、体格の小さい牛や 大きい牛など
成長にばらつきが多くあったが、 牛の成育がそろってきた。


その他の牛元気情報
http://usigenki.blog.ss-blog.jp/


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出典:肉牛ジャーナル2021年3月号(高月さんから提供分)

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おもしろい話  成長の「ばらつき」がなくなった。・・2 [成長のばらつき]

おもしろい話  成長のばらつきがなくなった・・・2


出世魚・・・ぶり



「ぶり」は出世魚と呼ばれ、稚魚期から

モジャコ→ ツバス(ヤズ)→ ハマチ → ブリ

などと呼ばれます。(地方によって呼び名が違う。)


ぶりまで多尾数を一貫生産する場合、モジャコからツバスあたりまでを中間育成とし、
大手養殖会社では、牛と同じように担当や事業所を分けたりしているところもあります。


牛などの畜産動物と同様で、この時期にしなやかに伸びた、キレのある、大きく揃った中間魚ができるか否かが、その後の飼養管理に大きな影響を与え、ひいては事業業績(特に経常利益率)に大きな影響が出てきます。

農業でいう「苗半作」「苗七分作」であります。


以下、 以前に取り組んで成功した
「中時間育成でのばらつきをなくす。」ために行った、3年にわたるテスト結果の一部です。



F1の中間育成試験「成長のばらつきがなくなった・・・1」と同じような結果がでていました。


写真は、出荷用の「モジャコ」

飼料設計を変えたことで、ぬめりの多い良く伸びた非常に良いモジャコになったとの事でした。

25.モジャコ高知手結中山さん.jpg


R2年12月31日ぶり中間育成テストDocument_31_12_2020_0002.jpg




ご存じのように、事業会社ではテストを行った場合、データだけでは認めてもらえません。

研究機関ではないのです。あくまでも、経済活動として事業を行っており、最終的に利益貢献額や費用対効果を求められます。

この場合、3~4ケ月の短期間、エサの変更を行っただけで、
3年間共に、売り上げ換算額の大幅増となりました。

もちろんそれにかかった、諸経費は飼料代金以外、ほとんど変わりません。
(人件費、エサ代、船の燃料、償却、etc.)

(他の資料に関しては、今回は割愛致します。)



野人のたわごと


これまで30~40年たくさんのテストをさせていただきましたが、ほとんどの会社やご主人先には、大きな業者さんなどが毎日のように出入りされており、がっちり食い込んでいる先ばかりでした。


よっぽどのことがない限り、

テストするつもりのご主人たちの意向も、どこかの段階で取り消され、いままでどおり枝葉末節に資本を投下する、対症療法的な解決方法を繰り返すのが普通であり、周りの方々も(社員も含め)面倒くさいことなどやるつもりはないという方がほとんどでした。

オーナー経営者の場合、規模の大小にかかわらず、トップとそれ以外の方々(役員含む)の意識の差は大きく広がっていき、それがトップが精神的に患う(悩む)要因の一つにもつながっていると思います。

この時の 養殖会社の中間育成の事業所長は、やはりばらつきでお困りでした。そして3年間の試験に踏み切られました。(責任者や担当者が変わるとまた元にもどることも多々あります。)

確かに 現在どの業界も優良経営農家さんと 苦しんでいる農家さんに 大きく分かれてきてるように感じます。

また、大企業に有利な政策や税制がどんどん施行されていきます。

しかしながら、 やり方によっては まだまだ適正規模や小規模経営のほうが強くなれるやり方(生き筋)もあると思います。

色々なやり方や考え方があると思います。

おせっかいな業者さん(外向いて仕事している本物の営業マンや専門家、技術屋さん など)がいたら、ラッキーかもわかりませんよ?(笑)


彼は、「妙なことを言っているのではない。」 のかもわかりません。

他の方が共振(共鳴)できなかった のかもわかりません。(笑)


「すべては振動であり、その影響である。・・すべてのものは振動で構成されている。」
 マックス・プランク
                




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