農家のご主人のお話 令和1年 脂肪肝 内臓脂肪 (追加分) [令和1年 脂肪肝・内臓脂肪]
令和1年 脂肪肝 内臓脂肪
*大分県酪農S牧場 粉末50g(1日2回に分けて) 使用約1年
H28年11月10日
以下オーナーのお話です
・かすを中心にやっている。
獣医さんが、「かすを中心にやっているところは、内臓に脂肪がついているがここの牛は内臓に脂肪が巻いていない、そのため子宮洗浄した際、受胎率がよくなる。」と言っていたとの事でした。
・またうちの牛は、MUNが高く18~19あるが、種がよくつく。獣医さんが、「MUNが普通の牧場より、受胎率がいい。」といっていた。
・「分娩に関してもスムーズになっている。最近介助しない。しても3ケ月に1回くらい。」
「初産も勝手に生んでいる。言ったら勝手に分娩しているから楽になった。」
「ET経産牛にデカいのつけても大丈夫になった。でかく生まれる授精卵をつけても自分で産んでいた。」
大分県 酪農 K牧場 粉末50g/1日(2回に分けて)使用2年6ケ月
H28.11.10 カスを中心にやっている。
以下オーナーのお話です。
・搾り、乾乳すべてにやっているが、「産数が伸びると、通常脂肪がついて 分娩後その油が肝臓に集中して、肝機能が落ちて食べなくなり、廃用牛になることがあったが、これが全くなくなった。」
・子牛の出べそも全くなくなった。これが出ると子牛の価格が半額になる。
・現在、4月からET100%でやっている。ホルの経産牛5~6産に大きなETをつけると、普通30~40%の受胎率だが、この4月から8月まで(今結果が届いている間)27頭中17頭がついて、受胎率63%になっている。(日本の人工授精の平均が32~33%)
よって、ET和牛の単価が高いのに、ふつう卵や受精料が高いためF1にしてしまうが、「移植、移植にしていけば、農家収入が上がりませんか?」
「人工授精は、ホルをとるためだけにして、残りは移植にしたらと考える。」「そのうえ、和牛は免税なので1000万売り上げて、無税である。(通常30%の税金がつかない。)
・「経産牛5~6産の牛は、大きいのが出てくる。」サンビオをやりだして数年したが、勝手に子を産んでいる。解除することが激減した。大きいのも、行くと一人で産んでいる。
・「今年は日田では、39度以上の猛暑が続いて、ETの流産が多かったが、うちでは、流産も早産も出べそもなく、若牛も死ななかった。」
「また大分全体では、廃用牛も多かったが、うちは0だった。」
・「リンゲルも何年も打っていない。変胃もない。獣医さんを呼ぶことが本当に無くなってきた。」
・「うちはフリーバーンですが、急性乳房炎が、でなくなった。」
お話を聞いていると「熊本で3年以上やられている方たちと、同じことを言われているなあと感じました。すべての結果には理由があります。」大分県
大分県 K牧場 H27年から粉末使用 60g/1日/1頭 エサはカス中心
H24年7月の水害に会い牛の体調がずっと戻らず、経営上エサも高価なのでカス中心に変えてやり始めた。
現在のエサ
焼酎かす 40kg おから 15kg
乾燥イネ 6kg ルーサン 2,5kg
濃厚飼料 5,5kg
カスの影響か、肝臓が晴れて体細胞が上がって下がらなくなり、困っていた。 粉をやり始めたところ、肝臓の調子がよくなったのか、体細胞が9万程度に下がった。 「おそらく肝臓もよくなったのではないか。」とオーナーが言われていた。
子宮脱と痔瘻があり、ソフトボール大のものが2個飛び出しているが胎児の入っている牛を20万円で購入した。
粉末を毎日やっていると、現在では子宮脱も痔瘻も子宮口や肛門から少し覗く程度までに回復している。
「サンビオをやると内臓が強くなりませんか?」と聞かれたので、「魚類は定期的に内臓を見るが、腸管が厚くなって弾力がすごく強くなります。ブロイラーも内臓がすごくきれいになると言われますので、牛も同じだと思います。」とお答えいたしました。
「現在は焼酎かすを1日40kg与えているが、えらく牛の調子がいいので50kgまで増やしてみようか」と言われていたので、「閾値というものがあると思うので、あまり無理をしない方がよいかもしれません。」とお伝えしました。
その後子宮脱の牛は、双子の牛を出産し、次の種も着いたとの事でした。
この後、種がつかない牛を4頭安く購入した。4頭ともに種が着いた。
そのうち3頭は次の種も着いた。
大分県 N牧場 H26年5月半ばから使用。粉末50g/1日1頭
「餌食いが上がり発情が強く盛んに来るようになり、梅雨場になっても餌食いが落ちないので、餌屋さんに絶賛してもらった。」と言われていました。
大分県 H27年6月末現在 ➁
K牧場 つづき 使用1年2ケ月経過現在
以下オーナーのお話です。
牛が全く死なくなった。0になった。
胎児が死なない
生まれた子牛が死なない
突然死や強制廃用牛が0になった。
母体がよくなるので、へその緒で結ばれている胎児が、強く元気になるのではないか?
股裂きも無くなった。牛が元気になって本来の動きができるため、発情時の重さを避けたりコンクリートで滑ったときもこけないのではないか?
自分たち経営者が非常に楽になる。特に精神的に非常に楽になると言われていました。
何しろ牛が全く死ななくなった。これは粉末をやっている4人が皆さん言っているので
間違いない。誰でもわかるはず。
40年以上牛を飼ってきて、効く資材は初めて。
良い資材(本物)は広がらないなあ。皆言わないのかなあ。
効かない資材は営業ですぐ広がる。今まで、効果のある資材はなかった。
蹄病 止まります。
サンビオをやり始めた時に出ていたやつは完治はしないが、かなり改善する。
次からの発症が抑えられている。
有毛イボは治らないが、牛舎に蔓延しにくい。
牛が死ななければ、酪農は儲かる。35、40ℓ搾っていても牛が出ていったら何も儲けにならない。 ➂
牛が死なないと頭数も増えて乳量も上がる。牛が元気なら無理がいかないから、牛も長持ちする。
7産8産して、充分還元してくれた牛を廃牛で出しても、今は30万円くらいになる。
牛が死なない事が一番儲かる。 牛が死ななくなる=儲かる。
最近出すF1の肩幅がとにかく広い。
等々、いろいろとお話しいただきまして、ありがとうございました。
*大分県酪農S牧場 粉末50g(1日2回に分けて) 使用約1年
H28年11月10日
以下オーナーのお話です
・かすを中心にやっている。
獣医さんが、「かすを中心にやっているところは、内臓に脂肪がついているがここの牛は内臓に脂肪が巻いていない、そのため子宮洗浄した際、受胎率がよくなる。」と言っていたとの事でした。
・またうちの牛は、MUNが高く18~19あるが、種がよくつく。獣医さんが、「MUNが普通の牧場より、受胎率がいい。」といっていた。
・「分娩に関してもスムーズになっている。最近介助しない。しても3ケ月に1回くらい。」
「初産も勝手に生んでいる。言ったら勝手に分娩しているから楽になった。」
「ET経産牛にデカいのつけても大丈夫になった。でかく生まれる授精卵をつけても自分で産んでいた。」
大分県 酪農 K牧場 粉末50g/1日(2回に分けて)使用2年6ケ月
H28.11.10 カスを中心にやっている。
以下オーナーのお話です。
・搾り、乾乳すべてにやっているが、「産数が伸びると、通常脂肪がついて 分娩後その油が肝臓に集中して、肝機能が落ちて食べなくなり、廃用牛になることがあったが、これが全くなくなった。」
・子牛の出べそも全くなくなった。これが出ると子牛の価格が半額になる。
・現在、4月からET100%でやっている。ホルの経産牛5~6産に大きなETをつけると、普通30~40%の受胎率だが、この4月から8月まで(今結果が届いている間)27頭中17頭がついて、受胎率63%になっている。(日本の人工授精の平均が32~33%)
よって、ET和牛の単価が高いのに、ふつう卵や受精料が高いためF1にしてしまうが、「移植、移植にしていけば、農家収入が上がりませんか?」
「人工授精は、ホルをとるためだけにして、残りは移植にしたらと考える。」「そのうえ、和牛は免税なので1000万売り上げて、無税である。(通常30%の税金がつかない。)
・「経産牛5~6産の牛は、大きいのが出てくる。」サンビオをやりだして数年したが、勝手に子を産んでいる。解除することが激減した。大きいのも、行くと一人で産んでいる。
・「今年は日田では、39度以上の猛暑が続いて、ETの流産が多かったが、うちでは、流産も早産も出べそもなく、若牛も死ななかった。」
「また大分全体では、廃用牛も多かったが、うちは0だった。」
・「リンゲルも何年も打っていない。変胃もない。獣医さんを呼ぶことが本当に無くなってきた。」
・「うちはフリーバーンですが、急性乳房炎が、でなくなった。」
お話を聞いていると「熊本で3年以上やられている方たちと、同じことを言われているなあと感じました。すべての結果には理由があります。」大分県
大分県 K牧場 H27年から粉末使用 60g/1日/1頭 エサはカス中心
H24年7月の水害に会い牛の体調がずっと戻らず、経営上エサも高価なのでカス中心に変えてやり始めた。
現在のエサ
焼酎かす 40kg おから 15kg
乾燥イネ 6kg ルーサン 2,5kg
濃厚飼料 5,5kg
カスの影響か、肝臓が晴れて体細胞が上がって下がらなくなり、困っていた。 粉をやり始めたところ、肝臓の調子がよくなったのか、体細胞が9万程度に下がった。 「おそらく肝臓もよくなったのではないか。」とオーナーが言われていた。
子宮脱と痔瘻があり、ソフトボール大のものが2個飛び出しているが胎児の入っている牛を20万円で購入した。
粉末を毎日やっていると、現在では子宮脱も痔瘻も子宮口や肛門から少し覗く程度までに回復している。
「サンビオをやると内臓が強くなりませんか?」と聞かれたので、「魚類は定期的に内臓を見るが、腸管が厚くなって弾力がすごく強くなります。ブロイラーも内臓がすごくきれいになると言われますので、牛も同じだと思います。」とお答えいたしました。
「現在は焼酎かすを1日40kg与えているが、えらく牛の調子がいいので50kgまで増やしてみようか」と言われていたので、「閾値というものがあると思うので、あまり無理をしない方がよいかもしれません。」とお伝えしました。
その後子宮脱の牛は、双子の牛を出産し、次の種も着いたとの事でした。
この後、種がつかない牛を4頭安く購入した。4頭ともに種が着いた。
そのうち3頭は次の種も着いた。
大分県 N牧場 H26年5月半ばから使用。粉末50g/1日1頭
「餌食いが上がり発情が強く盛んに来るようになり、梅雨場になっても餌食いが落ちないので、餌屋さんに絶賛してもらった。」と言われていました。
大分県 H27年6月末現在 ➁
K牧場 つづき 使用1年2ケ月経過現在
以下オーナーのお話です。
牛が全く死なくなった。0になった。
胎児が死なない
生まれた子牛が死なない
突然死や強制廃用牛が0になった。
母体がよくなるので、へその緒で結ばれている胎児が、強く元気になるのではないか?
股裂きも無くなった。牛が元気になって本来の動きができるため、発情時の重さを避けたりコンクリートで滑ったときもこけないのではないか?
自分たち経営者が非常に楽になる。特に精神的に非常に楽になると言われていました。
何しろ牛が全く死ななくなった。これは粉末をやっている4人が皆さん言っているので
間違いない。誰でもわかるはず。
40年以上牛を飼ってきて、効く資材は初めて。
良い資材(本物)は広がらないなあ。皆言わないのかなあ。
効かない資材は営業ですぐ広がる。今まで、効果のある資材はなかった。
蹄病 止まります。
サンビオをやり始めた時に出ていたやつは完治はしないが、かなり改善する。
次からの発症が抑えられている。
有毛イボは治らないが、牛舎に蔓延しにくい。
牛が死ななければ、酪農は儲かる。35、40ℓ搾っていても牛が出ていったら何も儲けにならない。 ➂
牛が死なないと頭数も増えて乳量も上がる。牛が元気なら無理がいかないから、牛も長持ちする。
7産8産して、充分還元してくれた牛を廃牛で出しても、今は30万円くらいになる。
牛が死なない事が一番儲かる。 牛が死ななくなる=儲かる。
最近出すF1の肩幅がとにかく広い。
等々、いろいろとお話しいただきまして、ありがとうございました。
令和1年 まとめ [令和1年 まとめ]
R1年 トピックス まとめ
飼養管理の基本は
1 良い餌(飼料設計)
2 良い管理(管理技術)
そして
3 受け入れる側の牛を、細胞レベルで活性化してあげる事 (細胞の代謝生合成能力の賦活と、「場」を良くしてあげる事)
の3本柱だと考えています。
もちろん、治療時には、良い獣医先生の適切な治療が必要です。この治療も牛が代謝できなければ、効果が出にくくなります。
現場ではなかな狙い通りの結果を出せないことが多々あります。
3月に投稿いたしました令和元年トピックスのまとめ、
1 発情 種ぼう 2 子牛DG
3 E T 4 子宮脱
5 堆肥 飼料作物 6 体細胞 乳房炎
7 乳 量 8 酪農 経営
の事例は、
3本柱の3本目
受け入れる側の牛の細胞や消化器官などの「場」を変える、活性化させてあげる事をした事例集です。
この3本柱の3番目をやってあげる事で、1や2 すなはち餌や管理で狙っているオーナーの皆さんの狙い通りの結果を出しやすくしてくれるものと考えます。
枝葉末節にエネルギーと時間とお金(3大経営資源)を次々投入していき、次第に心身ともに疲弊していくのではなく、受け入れる側の牛の代謝能力をきちんと回復できれば、間接経費が減り、直接経費中心の優良経営に持って行きやすいのではないでしょうか? 時代は常に変化していきます。本当に良い情報をタイムリーに入手し、フレキシブルな経営をすることによって、皆様がますます良くなっていかれますことを祈念いたしております。
飼養管理の基本は
1 良い餌(飼料設計)
2 良い管理(管理技術)
そして
3 受け入れる側の牛を、細胞レベルで活性化してあげる事 (細胞の代謝生合成能力の賦活と、「場」を良くしてあげる事)
の3本柱だと考えています。
もちろん、治療時には、良い獣医先生の適切な治療が必要です。この治療も牛が代謝できなければ、効果が出にくくなります。
現場ではなかな狙い通りの結果を出せないことが多々あります。
3月に投稿いたしました令和元年トピックスのまとめ、
1 発情 種ぼう 2 子牛DG
3 E T 4 子宮脱
5 堆肥 飼料作物 6 体細胞 乳房炎
7 乳 量 8 酪農 経営
の事例は、
3本柱の3本目
受け入れる側の牛の細胞や消化器官などの「場」を変える、活性化させてあげる事をした事例集です。
この3本柱の3番目をやってあげる事で、1や2 すなはち餌や管理で狙っているオーナーの皆さんの狙い通りの結果を出しやすくしてくれるものと考えます。
枝葉末節にエネルギーと時間とお金(3大経営資源)を次々投入していき、次第に心身ともに疲弊していくのではなく、受け入れる側の牛の代謝能力をきちんと回復できれば、間接経費が減り、直接経費中心の優良経営に持って行きやすいのではないでしょうか? 時代は常に変化していきます。本当に良い情報をタイムリーに入手し、フレキシブルな経営をすることによって、皆様がますます良くなっていかれますことを祈念いたしております。